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宮澤崇史「引退」

Posted on: 2014.10.21
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今季をもって引退する事を決意いたしました。ジャパンカップが、UCIレース最後のレースとなりました。きちんと気持ちの整理をつけたのが10月になってからだったので、レース前のプレゼンで突然の報告となり、最後のレースに臨みました。

私の頭で思い描く走りと、結果がイコールにならなくなり、チームに貢献する事が出来ない事が最大の理由です。

私は、「ヨーロッパで勝つ」事を目標に今まで走ってきました。その目標を変える事無く、最後まで貫く事が私の自転車人生でした。

右も左もわからず実業団のレースを走っていた時代に、大門監督がイタリアで走る機会を作ってくださいました。そして選手を辞める最後の年も大門監督の元で終了しました。

私が強くなれるきっかけをくれたもう1人の監督、浅田監督は我儘勝手な私の性格をいつも見守ってくださり、レースに集中させてくれる大きな存在でした。

大門監督も浅田監督も、私がレースで結果を出したら、よい走りをしたら、いつも満面の笑顔で迎えてくれました。監督の笑顔が見たくて。そう思いながら、勝つ為に集中して走ってきました。

そして陰の監督、タイの中川さんは、私が壁を乗り越える事を無言で見守り、うだるような暑い日も、長く続く雨の日も、連日200kmを越えるペーサーをしてくれました。また、私の将来を信じて常に支えてくれた母。

私は そんな人達のおかげで強くなれたのだと感じています。

そして、スポンサー様、ファンの皆様、、私を支えてくれる家族や友人の応援・ご支援により、長い間走らせてもらえた事に心から感謝の気持ちを伝えたいです。

18年間、本当に多くの声援をありがとうございました。そして、これからも自転車界に少なからず貢献できるよう、1から努力していきたいと思っております。

宮澤 崇史

AUTHOR PROFILE

宮澤 崇史 みやざわ たかし/1978年生まれ。イタリア在住自転車プロロードレーサー。高校生でシクロクロス世界選手権に出場、卒業後イタリアのチームに所属。しかし2001年、母に肝臓の一部を生体移植で提供し手術のハンディもあり戦力外通告を受ける。再びアマチュア選手としてフランスで活動し実績を重ね 2007年アジアチャンピオン、2008年北京オリンピック出場、2010年全日本チャンピオンになる。2012・2013年はカテゴリの最も高いUCIプロチームに所属。2014年のジャパンカップで現役を引退。 筆者の公式ブログはこちら

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