BMXレーシングワールドチャレンジ 13歳高崎成琉が日本人男子2人目の快挙/11歳小泉千紗が連覇
5月12日からアメリカ・サウスカロライナ州ロックヒルで開催されているUCI 2024 BMXレーシングワールドチャレンジで、ボーイズ13歳カテゴリーに出場した高崎成琉(たかさきなる)が優勝。日本人男子としては、2004年に三瓶将廣氏(現 JCFハイパフォーマンスディレクター)が世界一に輝いて以来20年ぶり、日本人男子2人目の快挙となった。
女子ではガールズ11歳に出場した小泉千紗(こいずみちさ)が昨年に続き連覇を達成。なお、小泉はクルーザーガールズ8-12 歳でも7位入賞を果たした。
今年は日本から総勢44名のライダーが本大会に出場し、2人のチャンピオンが誕生した他、ガールズ14歳で澤田茉奈が2位、ガールズ12歳で中村優里が8位、ボーイズ10歳で橋本一圭が7位、クルーザー女子30~39歳で飯端美樹が8位でフィニッシュし、それぞれ入賞を果たした。
■高崎成琉が予選からオール1着で頂点に
昨年のグラスゴー大会では7位の成績を残している高崎成琉。今大会ではモトの3回と1/8決勝、準々決勝、準決勝、さらに決勝まで7回のレースをすべてトップフィニッシュし、エントリーした99名の頂点に立った。
■小泉千紗 ワールドチャレンジ負け知らずで連覇達成
大会1日目にクルーザーカテゴリーで7位に入賞した小泉千紗が20インチのガールズ10歳に出場し、同一世代2連覇を達成した。
小泉は予選、準々決勝と準決勝をすべてトップで通過し、迎えた決勝でも第3ストレートで後続を大きく引き離す走りを見せ、すべてのレースをトップでフィニッシュする完全優勝を達成した。
小泉は初出場となった昨年のグラスゴー大会でもすべてのレースをトップでフィニッシュしており、ワールドチャレンジ大会で同一世代相手では負け知らずの成績となっている。
photo:JBMXF
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情報・写真提供:JBMXF