JBMXF大東建託シリーズ第3戦広島 吉村樹希敢が復帰戦V 酒井亜樹が2連勝

Posted on: 2021.07.05

全日本BMX連盟(JBMXF)が主催する、BMXレースのシリーズ戦「2020-2021JBMXF大東建託シリーズ」第3戦が、広島県安芸高田市の土師ダム BMX TRACKで開催され、最高峰のチャンピオンシップカテゴリーは男子が吉村樹希敢、女子は酒井亜樹がそれぞれ優勝した。

ー■吉村が怪我からの復帰戦で勝利
チャンピオンシップカテゴリー予選をトップで通過した吉村樹希敢と吉井康平の争いとなったチャンピオンシップ男子。

怪我からの復帰戦となった吉村にとって今大会が2020-2021JBMXF大東建託シリーズの初レース。

一方、好調だった前戦で転倒して結果を残せなかった吉井にとっても久しぶりの優勝を目指すレースだ。

決勝ではスタートから第1コーナーをトップで通過した吉村樹希敢が、追う吉井康平を振り切り今期初優勝を果たした。3位には庄司佳真が入った。


すべてのレースをトップでフィニッシュする強さを見せた吉村樹希敢(#27)が吉井康平(#55)を抑え今期初優勝を果たした。photo:JBMXF

▷チャンピオンシップ男子優勝 吉村樹希敢コメント
昨年肩の手術をして今年の開幕戦はキャンセルしてこの広島大会に照準を合わせて臨んだ。カギになると考えていた第1ストレートをトップで通過してレースを終始リードすることができた。十分にコースを乗り込めないなど不安要素もある なかで勝てて本当にうれしい。

<チャンピオンシップ男子リザルト>
優勝 吉村樹希敢(GAN trigger)
2位 吉井康平(フォスター電機)
3位 庄司佳真(日本体育大学)


photo:JBMXF

<チャンピオンシップ男子 決勝動画>

2020-2021JBMXF大東建託シリーズ第3戦広島大会 チャンピオンシップ男子
優勝 吉村樹希敢(GAN trigger)
2位 吉井康平(フォスター電機)
3位 庄司佳真(日本体育大学)
編集版は近々にアップ予定です。お楽しみに!

JBMXFさんの投稿 2021年7月4日日曜日

ー■チャンピオンシップ女子は酒井が2連勝
ここ数年で飛躍的に選手層が厚くなっているチャンピオンシップ女子。前戦の岡山大会で優勝した酒井亜樹やエリートの全日本チャンピオン丹野夏波やジュニアの全日本チャンピオン籔田寿衣らの実力者に加えて、昨年まで年齢別カテゴリーに出場していた西村寧々花など若手も揃うレースだ。

決勝のスタートでトップに立ったのは酒井で、籔田と西村が追う展開に。酒井はリードを守り切りトップでフィニッシュラインを通過し2連勝。2位に籔田。3位の西村が入った。スタ ートで出遅れた丹野は4位でフィニッシュした。


酒井亜樹(#201)が安定した強さで第2戦岡山大会からの2連勝を達成した。
photo:JBMXF

<チャンピオンシップ女子リザルト>
優勝 酒井亜樹(DEUX ROUSE ELITE TEAM)
2位 籔田寿衣(大阪体育大学)
3位 西村寧々花(GANtrigger)

▷チャンピオンシップ女子優勝 酒井亜樹コメント
オフシーズンの課題として取り組んでいたスタートでしっかり前に出て、リードを守って優勝することができた。また予選ではコーナーで前に出られることもあったので、その部分に気を付けて走った。


photo:JBMXF

ー■接戦のマスターズは塚原睦人が制した
かつてチャンピオンシップでトップ争いをしていたライダーも参戦するのが30歳以上の上級者が集まるマスターズ。


photo:JBMXF

4名のエントリーで3レースの合計で争われたが、最終レースまで横並びの接戦が展開された。

混戦のマスターズクラスを制したのは42歳の塚原睦人。3 レースの合計で争われるフォーマットのなか、最終レースをトップで フィニッシュし優勝を決めた。2位に渡辺濃、3位に佐伯進と続いた。

▷マスターズ優勝 塚原睦人のコメント
出場した4人のライダーが同世代同レベルで楽しいレースだった。チャンピオンシップレベルで走っていた仲間たちとのレースでもあり、年齢を重ねても競技に出場して、生涯現役で楽しめる環境があるのはBMXのいいところだと思う。キッズライダーたちにもいまの勝ち負けがすべてじゃないということを伝えたい。

<マスターズリザルト>
優勝 塚原睦人(中部BMX協会)
2位 渡辺濃(神奈川県BMX協会)
3位 佐伯進(秩父BMX協会)


photo:JBMXF

写真・情報提供:全日本BMX連盟(JBMXF)

NEW ENTRY