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栗村修「東日本ロードクラシック」

Posted on: 2014.07.06
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本日6日、JPT第10戦となる『JBCF東日本ロードクラシック』が日本サイクルスポーツセンターの5kmサーキットで開催され、今期より宇都宮ブリッツェンに加入した鈴木譲選手が完走13名のサバイバルレースを見事に制して今シーズン最初の勝利を飾りました。


photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

海外勢が参加しているため前週の『全日本選手権ロード』と遜色のないレベルではじまったレースでしたが、コースの厳しさ+サバイバルな展開が加わって力ある者のみしか生き残れない厳しいレースとなります。

宇都宮ブリッツェン勢は、どのレースでも先頭に立ち続ける阿部選手と、ピュアホワイトジャージを着用しながらもフォアザチームに徹した堀選手が、昨年のJプロツアーチャンピオンであるトリビオ選手(Team UKYO)の攻撃を真っ向から受け止めて抑えこみ、エースの増田選手と鈴木譲選手へと最後の力勝負をきっちりと託しました。

このレースの結果、増田選手が待望のルビーレッドジャージを獲得し、堀選手もピュアホワイトジャージを守ったことから、宇都宮ブリッツェンが個人、新人、チームランキングの全てでトップに立っています。

また、同じく栃木県内のチームである那須ブラーゼンが全日本チャンピオンジャージを保有(佐野選手)していることから、現在栃木県内には国内系の特別ジャージが3枚あるということになります。

伝統の『ジャパンカップ』があり、来年の『全日本選手権ロード』を栃木県内に誘致する動きがあり、UCI公認レースを目指す『ツール・ド・栃木』構想があり、また、地域貢献活動を通じた自転車と社会のしっかりとした繋がりがあり、まさに栃木県は本当の自転車王国になろうとしています。

そして、しっかりと底辺を広げて足元を固めたのち、いずれタイミングが来れば上辺だけでは発展性のある海外挑戦計画も始動することでしょう。

宇都宮、そして栃木の挑戦はまだはじまったばかりです。

AUTHOR PROFILE

栗村 修 くりむら・おさむ/1971年横浜市出身。15歳から本格的にロードレースをはじめ、高校を中退し単身フランス自転車留学。帰国後シマノレーシングで契約選手となり、1998年ポーランドのプロチーム「ムロズ」と契約。2000年よりミヤタ・スバルレーシングで活躍した後、2002年より同チームで監督としてチームを率いた。2008-09年はシマノレーシングでスポーツディレクター。2010年より宇都宮ブリッツェンにて監督。2014シーズンからは、宇都宮ブリッツェンのテクニカルアドバイザーを務めた。現在は、一般財団法人日本自転車普及協会 主幹調査役につき、ツアー・オブ・ジャパン大会副ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。JSPORTSのロードレース解説をはじめ、競技の普及および日本人選手活躍にむけた活動も積極的に行なう。 筆者の公式ブログはこちら

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