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栗村修「改正道交法」

Posted on: 2015.06.03
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6月1日、改正道交法が施行されました。自転車運転中に危険ルール違反を繰り返すと『自転車運転者講習』を受けることになる、という内容となっています。

講習の対象となる『危険行為』とは、

・歩道通行時の通行方法違反
・信号無視
・一時不停止
・酒酔い運転
・ブレーキ不良自転車運転
・etc、、、

となっています。

一方、『講習制度』のながれについては、

1.危険行為を繰り返す(3年以内に2回以上)
2.公安委員会が運転者に講習を受けるように命令
3.3時間の講習と手数料5,700円
※受講命令に違反した場合は5万円以下の罰金

となります。

ここで改めて『自転車安全利用五則』を確認しましょう。

1.自転車は、車道が原則、歩道は例外
2.車道は左側を通行
3.歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行
4.安全ルールを守る
  飲酒運転・二人乗り・並進の禁止
  夜間はライトを点灯
  交差点での信号遵守と一時停止・安全確認
5.子どもはヘルメットを着用(ロードバイクに乗る際も必ず着用をお願いします!)

実は『ツアー・オブ・ジャパン』 開催期間中にも、我々主催者からの再三にわたるお願いにも関わらず、海外チームを中心として、練習時や移動走行時などに”問題のある走行”がいくつか繰り返されていました。

彼らにとっては、それが『レース開催自体が揺らぐ』ほどの大問題に発展する可能性があることを理解できなかったのもしれませんが、ルールを守れず、時代の流れを感じ取れないスポーツというのは、いずれ相応の制裁を必ず受けることになってしまいます。

J SPORTSサイクルロードレース中継をご覧になられている皆さんの中にも、実際にロードバイクでのライドを楽しんでいる方々は多いと思います。自転車は、楽しく・便利で・快適な乗り物である一方で、大切な命を預ける乗り物でもあります。

ご自身の安全のためにも、歩行者やクルマのためにも、マナーに注意しての走行をお願いいたします。また、皆様の周りでも、まだ道交法改正の内容をご存じでない方がいらっしゃるかもしれません。

一緒に、マナーアップのお誘いをしていただけたら幸いです。よろしくお願いいたします。

AUTHOR PROFILE

栗村 修 くりむら・おさむ/1971年横浜市出身。15歳から本格的にロードレースをはじめ、高校を中退し単身フランス自転車留学。帰国後シマノレーシングで契約選手となり、1998年ポーランドのプロチーム「ムロズ」と契約。2000年よりミヤタ・スバルレーシングで活躍した後、2002年より同チームで監督としてチームを率いた。2008-09年はシマノレーシングでスポーツディレクター。2010年より宇都宮ブリッツェンにて監督。2014シーズンからは、宇都宮ブリッツェンのテクニカルアドバイザーを務めた。現在は、一般財団法人日本自転車普及協会 主幹調査役につき、ツアー・オブ・ジャパン大会副ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。JSPORTSのロードレース解説をはじめ、競技の普及および日本人選手活躍にむけた活動も積極的に行なう。 筆者の公式ブログはこちら

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