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栗村修「UCIレース開催中止勧告」

Posted on: 2020.03.17
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当ブログで新型コロナウイルスの話題を取り上げるようになってからだいぶ経ちますが、状況は悪化の一途を辿っています…。

そんな中、昨日、UCI(国際自転車競技連合)が、WHO(世界保健機関)によって新型コロナウイルス感染拡大の危険にさらされていると特定した地域に於いて、UCIレースの開催中止を要請いたしました。

期間はひとまず3月15日から4月3日までとなっています。もしこの期間にレースを開催した場合は、UCIポイントは付与されないとのこと。

また、オリンピックの代表選考枠争いについては、3月3日時点に遡っての選考期間停止(終了)となる模様です。

ここで一点間違いやすいのは、上記はあくまで各国の「代表枠争い」について終了(確定)するという意味であり、各国の代表選手の選考については、各国の選考基準によって決められるということになります。

ですので、2020年5月31日締めとされている「東京五輪自転車ロードレース」の男子エリート代表争いはまだ継続していくことになります。

とはいえ、もし状況が好転せずに、4月〜5月のUCIレースもキャンセルになるような状況となれば、現時点での代表選考ランキングにより代表選手が確定する可能性もゼロではありません。

いずれにしても、欧州が感染拡大の中心地となっているのは間違いなく、3月のメジャーレースがすべてキャンセルとなってしまったいま、次は4月のレースがどうなっていくのかに注目が集まっています。

5月9日開幕予定だった「ジロ・デ・イタリア」の開催延期は決まっているので、これらの状況を考えると4月もなかなか厳しい状況となるかもしれません。

それにしても、普通にスポーツ観戦ができることの幸せを改めて実感する今日この頃です…。

一日もはやい収束を願いつつがんばっていきましょう。

AUTHOR PROFILE

栗村 修 くりむら・おさむ/1971年横浜市出身。15歳から本格的にロードレースをはじめ、高校を中退し単身フランス自転車留学。帰国後シマノレーシングで契約選手となり、1998年ポーランドのプロチーム「ムロズ」と契約。2000年よりミヤタ・スバルレーシングで活躍した後、2002年より同チームで監督としてチームを率いた。2008-09年はシマノレーシングでスポーツディレクター。2010年より宇都宮ブリッツェンにて監督。2014シーズンからは、宇都宮ブリッツェンのテクニカルアドバイザーを務めた。現在は、一般財団法人日本自転車普及協会 主幹調査役につき、ツアー・オブ・ジャパン大会副ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。JSPORTSのロードレース解説をはじめ、競技の普及および日本人選手活躍にむけた活動も積極的に行なう。 筆者の公式ブログはこちら

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