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栗村修「サイクルモード」

Posted on: 2015.11.09
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この週末は日本最大級のスポーツ自転車フェス『サイクルモードインターナショナル』に参加してきました。

期間中にはメインステージや各ブースなどでいくつかのトークイベントなどに参加いたしましたが『スポーツ自転車を取り巻く環境』に少しずつ変化が生まれていることに気付かされました。

もちろん、弱虫ペダルなどの影響もあり、新規参入の初心者の方々も多く来場されていましたが、一方で、既にスポーツバイクを持っていて、ある程度、乗ったり、観たりする楽しみを知っている方々が、次の楽しみ方を模索している感じが強く伝わってきました。

イベント事務局サイドもその辺りを意識しており、以前は 『とにかく盛り上げる』『啓蒙する』という部分にシンプルに注力していたと思いますが、近年は『考える』『文化を創る』といった一歩踏み込んだフェーズに移行しつつあるのだと感じます。

どの業界でもそうですが『流行り』から『文化』へと物事を繋げていく作業というのは、決して簡単ではありません。流行りが過ぎれば『撤退する』という選択肢も生まれてくるでしょう。

しかし、継続することの大切さ、向上心を持って前に進み続けることで獲得した『実力』というのは、流行りで獲得した賑わいとはまったく違った価値を持っているはずです。

『提供する側』の意識を高く保ち続けることがまずは大切な要素なのだと感じました。

AUTHOR PROFILE

栗村 修 くりむら・おさむ/1971年横浜市出身。15歳から本格的にロードレースをはじめ、高校を中退し単身フランス自転車留学。帰国後シマノレーシングで契約選手となり、1998年ポーランドのプロチーム「ムロズ」と契約。2000年よりミヤタ・スバルレーシングで活躍した後、2002年より同チームで監督としてチームを率いた。2008-09年はシマノレーシングでスポーツディレクター。2010年より宇都宮ブリッツェンにて監督。2014シーズンからは、宇都宮ブリッツェンのテクニカルアドバイザーを務めた。現在は、一般財団法人日本自転車普及協会 主幹調査役につき、ツアー・オブ・ジャパン大会副ディレクターとしてレース運営の仕事に就いている。JSPORTSのロードレース解説をはじめ、競技の普及および日本人選手活躍にむけた活動も積極的に行なう。 筆者の公式ブログはこちら

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