竹谷賢二「続けてきたこと 続けていくこと」
LIFE IS AGELESS.
LIFE IS CHALLENGE.
LIFE IS ENDURANCE.
自分の20代はサラリーマンをしながら、MTB競技に打ち込んでいて、時間もお金も体力も、プロ選手ほど持ちあわせていませんでした。試行錯誤、2つの失敗に1つの成功という感じで、失敗を繰り返しながらも、確かな手法、道筋を見つけていき、2000年、30歳でプロ選手を打ち破り日本チャンピオンとなりました。
その後プロ選手に転向、サラリーマンからの転職と言ってもいいですね、人生の舵を大きく切りました。
やるならやらねば。
プロに転向した2001年はオーバーワークもありつつも、様々な要素を切り替えて行く過程で、今の自分に通じる思考、考え方を身につけて、2002年にはその甲斐あり釜山アジア大会で金メダルを獲得しました。
その後も克己、セルフコントロールを自分のテーマにトレーニングに明け暮れて、2003年全日本選手権を再び制し、最大目標であった2004年アテネ・オリンピックに出場も果たしました。
しかし、目標の達成はモチベーションの喪失と一体であり、翌2005年は惰性で競技を続けていましたが、集中を欠いて落車、骨折、シーズン途中で戦線離脱と不本意な時期でもありました。
人間やれるとなるとやりたくなくなり、やれなくなるとやりたくなるもの。骨折で動けないと、もっとやりたいという思いも湧き出し、今に続く取り組み方が始まりました。
続けるということ。
2006年、2007年とワールドカップに参戦しつつ全日本選手権連覇。しかし、北京五輪の出場権をこの時逃したものの、五輪のテストレースでは4位という結果も残し、満足の行く現役時代を送りました。
2008年は海外レースを回ったりしつつ翌2009年に引退を決め、どうせならば全日本チャンピオンのまま引退していこうとハードトレーニングに努めましたが、今も現役トップで世界に唯一通じる山本幸平に破れた2位でファイナルレースを終えました。
引退後も、様々なロードレース、ヒルクライム、そしてトライスロンと、アドバイザリー業務とイベント、スクールなどをこなす傍ら参加し続けています。
アマチュアもプロも経験してきましたが、精神的には実はそんなに大差はありません。競技だから結果至上主義であり、生涯スポーツだから楽しければOK、ではなく、気持ちの問題、自分自身がどう思うかなのです。
自分が決めたことが出来たかどうか、望む自分に到達できたかどうか。過程であり結果、それを追うことが楽しくもあり、そのための向上こそ楽しみの源泉であったりします。
これができたら次はあれ、あれができたらさらに次はそれ、と弛まぬ挑戦の中に、新たな過程と結果の楽しみがあるのです。
やり続けること、すこし先へ、少し上を目指して。
Eudure Life
エンデュランススポーツを通して「生涯現役」 長きに渡ってスポーツを楽しみ、前向きで実りある人生を謳歌して過ごせますように。
自分が大人になってから本格的に取り組み始めた、エンデュランススポーツ。それにより大きく人生が変わり、とても良い時間を過ごし続けていると思っています。その良い時間を多くの人と共感し、広げていきたい、その思いからまた新しい一歩を踏み出したいと思います。
様々なサービスを通して、次の理念を実現、追求していきたいと思います。
LIFE IS AGELESS
エンデュランススポーツを通して「生涯現役」エイジレスなアスリートを増やしていくこと。心身が若く強く行動出来る存在が増えていくことで、必ず訪れる高齢化社会においても、社会全体のエネルギーを確保していくこと。
スポーツこそが最高の保険、限りなく前進し続けるエイジレスアスリートが社会で活躍することで、スポーツの価値を、意義を高めていくこと。
LIFE IS CHALLENGE
エンデュランススポーツを止めずに続けるには、内から湧き上がる挑戦する心、向上心こそが最高のモチベーションとなり、それをサポートすること。自己充足、達成した満足感から次へ次へと弛まぬ前進を「生涯現役」で挑戦し続けて欲しい。
続けるために怪我、故障なく、限られた時間の中で効果的、効率的にスキルアップできるよう、必要な様々な機会を提供していくこと。
LIFE IS ENDURANCE
私達自らが挑戦、向上に熱心な「生涯現役」のロールモデルで続け、共感、実践してくれるエイジレスアスリートを増やしていくこと。日々の生活、仕事の中で、難しいことを率先して選び、クリアしていくために心技体を高めていく努力をし続けていくこと。
それが私達の人生を実りあるものにすることを知っています。
続けてきたこと、続けていくこと、生涯現役を目指して。