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竹谷賢二「動きを見る、基礎を確認する」

Posted on: 2014.02.03
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1月のOSJ主催MTBチャレンジセミナーの一部です。お二人で動きがだいぶ違いますね。

まずは基本姿勢を安定させて、キチンと前後ペダルに乗れる位置に体を置いて、斜面に対して、手、肘、肩はハンドルがとられない程度に力を抜き、足、膝、股関節も力を抜いて、斜面に対して持ち上がってくるバイクの上で固まらず、前後ペダルの荷重を保ちます。結果的に体の重心位置が、前後ペダルやや前より上の重力線に合致していると、スムーズにギャップをこなすことが出来ます。

とはいえ、動きているものの細部を見て取るのは、これは4倍スロー再生ですが、それでもわかりづらいものですね。

そこで、決定的な瞬間を切り出すとこんな感じになります。

地面が坂道で斜面になります、それは黒い線、
水平に置かれた時の前後ペダルの中心、BB上に青い点線、
前後ペダルの中心、BBを通る重力線を黄色い点線、

を、それぞれ書き入れてみました。

こうすると見どころが一目瞭然になります!

左(の人)は斜面でバイクは斜めになっても、黄色の重力線に体の中心を近づけるべく、前後ののペダルにしっかり、とりわけ体が後傾しないように前のペダルにしっかりと立ちつつ、肘、肩、膝、股関節が、柔らかく曲がっていることが分かります。

右(の人)は、体はバイクの上でハンドルにしがみついて固まり、バイクとともに体も斜めに、後傾してしまい、後ろのペダルに踏ん張るようになって、体は完全に遅れてしまっています。

このような見方を、自分達、指導者、コーチは実際の動きの中で見えていて、それをフィードバックして、実際の動きを変えてもらう手助けをしています。

今回は、短い斜面、ギャップでの練習だったので、とりあえず乗り越えられましたが、これが長くなったりもっと急になったり、ペダリングが必要だったり、木の根や岩があったりと、条件の組合せが増えて、難易度が増せば、アッという間に乗車不可能に陥ります。

シンプルな状況で出来なければ、難しい状況では絶対に出来ないのですから、きっちりと基礎を修得する必要があるのです。

SDA王滝を目指すチャレンジセミナーではこういった基礎から、レース強度でのトレーニングまで発展的に、取り組んでいきますので、是非皆さんも機会をみて、参加してみてください!

OSJ湘南クラブハウス

AUTHOR PROFILE

竹谷 賢二 たけや けんじ/1969年生まれ 東京都出身。フルタイムワーカーとして働きながらMTBレースに参戦を続け、2000年に初めてMTB全日本選手権優勝を果たし、通算4度の全日本チャンピオンに輝く。2004年、MTBクロスカントリー日本代表としてアテネオリンピックに出場。 2009年の全日本選手権を最後にMTBプロライダーを引退。現役引退後はスペシャライズド契約アドバイザー、ポラール契約アドバイザーとして活動を開始。アスリートとしての経験を活かして各種レースやイベント、スクールに積極的に参加し、スポーツバイクの普及と発展に携わる。2012年からは、本格的にトライアスロンに参戦している。 筆者の公式ブログはこちら

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