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竹谷賢二「横浜トライスロンでの世界チャンピオンバイク」

Posted on: 2015.05.23
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横浜トライスロンでの世界チャンピオン達のバイクの詳細写真を入手したので、紹介したいと思います!

まずは、女子エリートでランでぶっち切りの独走優勝、最高のパフォーマンスを披露したグウェン・ジョーゲンセン選手のバイクです。

現在世界トライアスロンシリーズ9連勝中!!!
一昨年、昨年に続き横浜トライアスロン3連覇!!

この破竹の勢いを支えているのは、S-WORKS AMIRAです。

市販品をそのまま使っているようですが、一部デカール処理で、”ゴールド”チャンピオンを主張していますね~

バイクはいたってノーマル然としており、特別なところをほとんど感じさせません。ポジションも、ボディジオメトリーフィットで合わせた極めてニュートラル感が漂うものですね。

トピックとしては、女性用サドルのなかでもパッドが比較的多めのモデルである、オウラエキスパートを選択しているところでしょうか。

ウエアがスイムとランを重視してパッドがまるでないことから、サドルの痛みを防ぐため、軽量カーボンモデルではなく、快適性を重視しているのでしょう。

ステムは長め、電動仕様、バーはレギュレーション通りの寸法に収めてカット、パッドは跳ね上げ可能なものでした。

女子レース中は雨風強く、安全マージン重視で、アルミリムのベーシックなホイールにオールコンディション対応タイヤを組み合わせていました。

快適性と安全マージン重視の堅実性で、ボディジオメトリーフィットして体に無理無駄な負担をなくし、得意のランに”アシ”を残しておく、極めてお手本的なバイクといえるでしょう。

さてお次は、スタートからラン、ゴール直前のスプリントまで続いた競り合いを最高の切れ味で制した、ハビエル・ゴメス選手のバイクです。

燦然と輝くゴールドナンバーは世界チャンピオンの証です!

そして、6回世界を制したことを示す、ゴールドスターズ!!ゴメス専用のカスタムカラーと相まって、オーラがムンムンでした。

バイクはS-WORKS VENGE、ロバール CLX60クリンチャーと合わせて高速レースに備えた仕様です。

こちらもボディジオメトリーフィットで体にわせたニュートラルなロードポジションとなっています。

サドルは最新モデルのパワーカーボンです。ドロップもったり、バーパッドで伏せた姿勢でも、圧迫がなく快適に深い姿勢を保てるメリットがありますし、カーボンベースがしっかりと腰をホールドしてくれますので、安定感が半端ないです、これ。

コンポはスラムレッド、エアロバーはレギュレーションに合わせて短くカット、パッドは跳ね上げ式、シンプル&クリーンなハンドル周りです。

ペダルはパワー計測機能をもつ、POLAR LOOK KEOパワーを選択。レース中は計測していないようでしたが、練習ではメニュー実践、コーチとのデータ共有に活かしていることは間違いないですね。

そしてタイヤはモデルチェンジしたばかりのS-WORKSターボ24C。これは来日後、スペシャライズド・ジャパンから渡されたものをすぐさま装着、レースに使用していました!

自分もレースで使いましたが、グリップ、転がりの軽さは今まで同等以上で、さらに路面の追従と、コンプレッションダンピングともいうのでしょうか、変形からの戻りの安定性が良く、路面からのインフォーメーションの正確さとあいまって、極めて乗りこなしがし易いタイヤです。

横浜の荒れた路面のコーナーでも、安心して突っ込めましたし、もちろん加速減速もバッチリ。なにやら情報では、低圧で使用することでチューブラー並みの乗り心地も得られるようで、世界では体重想定よりもはるかに低い空気圧で使っているようです。

自分も早速低圧での試用も行ってみようと思います。

2台のバイクはスポンサーの違いはあるものの、極めて優等生的なバイクでした。特別なことはなく、自分の実力を出しやすいように、自分自身に合わせた乗りやすいバイクに仕上げる。当たり前のことを当たり前に、忠実に遂行し続けることが、高いパフォーマンスを維持していくため大切なことなのでしょうね!!

AUTHOR PROFILE

竹谷 賢二 たけや けんじ/1969年生まれ 東京都出身。フルタイムワーカーとして働きながらMTBレースに参戦を続け、2000年に初めてMTB全日本選手権優勝を果たし、通算4度の全日本チャンピオンに輝く。2004年、MTBクロスカントリー日本代表としてアテネオリンピックに出場。 2009年の全日本選手権を最後にMTBプロライダーを引退。現役引退後はスペシャライズド契約アドバイザー、ポラール契約アドバイザーとして活動を開始。アスリートとしての経験を活かして各種レースやイベント、スクールに積極的に参加し、スポーツバイクの普及と発展に携わる。2012年からは、本格的にトライアスロンに参戦している。 筆者の公式ブログはこちら

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