福島晋一「盛り上げる工夫」
火曜日からフランス選手権に来ています。今まではもちろん全日本選手権に行っていたので、この時期にはフランスにいた事はないのですが、多くの人がキャンピングカーで家族連れで観戦に来たり、いい雰囲気です。
ツールドフランスの前にフランス人の調整の仕上がりが分かるから、盛り上がりますよね。
タイムトライアルは自分はトーマ ロストラン選手の後ろを走りました。彼は26位で終えました。期待された昨年世界選手権2位のヨハンは失速して12位。なかなか、難しいです。
昨日の夕食の会話が面白かった。レミー・ディグリゴリオがどこのチームが優勝候補かと聞かれて
「ルーベはない、ビックマットもない…ラポムも…俺がチーム外の人間だったら、ない。だけど、俺はチーム内の人間だから、優勝できると希望をもつよ。」なんて言っている。
本当に面白いやつだ。
コースは短い登りが2回あるコース。吹きっさらしの更地あり。細い街の中の区間ありの変化に富んだコースだ。
昨日のプレゼンは遊園地、フテュロスコープで行われた。沢山の観客、トライアルのチャンピオンのショーありの華やかなものだった。
連盟が運営するレースでこれだけの工夫があるのはいかにもツールの国だと、感心したが選手はみな早く帰りたさそうなので、そそくさと会場を後にした。