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福島晋一「この場合は極端に怯えた方がいい。」

Posted on: 2020.04.02
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コロナウィルスでヨーロッパの国々は外出は時間が制限され、罰金も科されている。台湾の対応は評価されている。

今は各国が最大の警戒をする中、日本はいまだに、要請の域を出ていない。

周囲にこれだけ、成功例と失敗例があって、それを生かしきれないのは、非常に不安を覚える。

もちろん、経済活動を止める代償は大きい。

しかし、1か月経済活動を止めるか、その後 莫大な犠牲者を出しながら1年経済活動を止めるか?

政治家の誤った判断を批判はするけど行動に起こせる人がいない。

誰に任せればよい判断が出来るかもわからない。国のシステムが非常事態に向いていない。
国の目的はなにか?
領土?
財産?
プライド?

民主主義において最優先事項は、「国民を守る事」ではないのだろうか?

では、国民の何を守るか?
それは、命である。
少なくとも自分はそう思う。

選手を海外に連れて行って感じることは、危機管理能力の個人差である。

はじめに海外に行って何回も落車をする選手は明らかに注意力が欠けている。一度、転んだ後に差が出る。

極端に怯える選手。
転ばぬ程度に攻めれる選手。
2週連続、同じコーナーで転んだ私の弟こうじ。

危険な匂いをかぎ分ける能力は、危険な匂いがない国ではなかなか身につかない。

先日、近所で猫が迷子になった。その猫は家の中に閉じ込められて、外を自由に歩き回ることが出来なかった。

だから、ドアの隙間から逃げ出して2度と戻ってこなかった。

バンコクの屋台で買われている猫はバンバン車が通る路上で生きている。もちろん、繋がれているわけではない。

もちろん、バンコクでもひかれる猫はいるし、日本でも注意深い猫もあるはずだ。生き残るのは注意深く生きた猫である。

コロナウィルスに関しては、人類誰もが未知との遭遇である。

だからこそ、展開に応じた対応と機転が必要であり、この場合に限っては極端に怯えるに越したことはない。

転べば自分が死ぬか、人を殺し、殺人者になる可能性があるコーナーを攻める意味はない。

コーナーを攻めた先にあるのは優勝でも何でもない、今までと同じ日常である。

かかってはいけないし、かかったら人にうつしてはいけないのである。

私の父も高血圧で糖尿病と心臓病を患う身である。

AUTHOR PROFILE

福島 晋一 ふくしま しんいち/岡山県出身 1971年生まれ。20歳からロードレースを初め、22歳でオランダに単身自転車武者修行。卒業後、ブリヂストンアンカーに所属し2003年全日本チャンピオンを獲得。2004年ツアー・オブ・ジャパン個人総合優勝、2010年ツールドおきなわ個人総合優勝。2003年から始めたチーム「ボンシャンス」代表に就任。2013年シーズンを最後に引退。JOCのスポーツ指導者育成制度でフランスのコンチネンタルチーム「ラ・ポム・マルセイユ」の監督として2年間の研修を経て、現在はアジアのロードレース普及を目指しアジアサイクリングアカデミーを主宰している。 アジアサイクリングアカデミー筆者の公式ブログはこちら

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