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福島晋一「フランスの現状」

Posted on: 2020.08.12
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このコロナの最中、オープンになった国境をわたって、2人のジュニアの選手とU23の選手と共にフランスに入った。

飛行機はすいていて、横になって休めたのでぐっすり休んで、映画も楽しんでフランスに到着。

初日の夜は若い選手を早く休めて、自分は会いに来てくれたアントワンとフランクと共に飲んでいたがあまりの眠さに気を失った。

フランスはコロナでえらいことになっていると思っていたが、ピークを越えて人々は自由な生活を取り戻しつつある。一方、手を洗う場所もアルコールの消毒も少なく、日本の様にどこにも設置していないし、手も洗わずに同じパンをちぎり分け合いながら食べる。

マスクも同じマスクをずっと使っているし、家でマスクをしていると、俺はお前と運命共同体だ、とばかりに外すように促される。

マスクを外すことが、友情の表れの様にもうけとれる。

しかし、そういうフランス人たちもアジアの選手を受け入れることに対して、親せきから反対された人もいたらしく。それでも、受け入れてくれることにフランスの懐の深さをかんじる。

ノルマンディーは新型コロナの発生は少ないようであるが、これが更に広まって、身近になってきたら、状況は変わってしまうと思う。そうならないことを切に願う。

行政はこの人々との認識とは真逆で店に入るときはもちろん、外でもマスクをつけることを義務化する動きもある。

パリの空港についたときに任意で無料のPCR検査があったので受けた。2日後にメールで結果が送られてきた。

ネガティブであった。

ドバイを通過薄る自分は、帰国する4日前までにもう一度検査を受けて空港で示す必要があり、今日も受けてきた。

シャルルドゴールでは片方の鼻を深く入れられたのだが、今日の一般の検査では両方の鼻で前回よりも入れ方は浅かった。

結果は2日後に送られてくるそうだ。

フランスはレースが始まり、アマチュアのレースはマスク以外は観客に制約がなかった。

コロナごときではフランスの文化はなくならないという、誇りを感じる一方、9月にはどうなっているかわからないという声も聞こえてくる。

今の世の中は、情報にあふれているが、コロナに関しては情報が交錯しており、どれを信じたらよいかわからないのが現状である。

今日の検査場で抗体の血液検査設けたいと言ったら、「あまり信憑性がないから、意味がない」と言われた。

これからの世の中は、さらに自分の身は自分で守るしかない世の中が待っている。その為には、敵を知り、自分を知ることが大切。

節度を保って、警戒していきたいと思う。

AUTHOR PROFILE

福島 晋一 ふくしま しんいち/岡山県出身 1971年生まれ。20歳からロードレースを初め、22歳でオランダに単身自転車武者修行。卒業後、ブリヂストンアンカーに所属し2003年全日本チャンピオンを獲得。2004年ツアー・オブ・ジャパン個人総合優勝、2010年ツールドおきなわ個人総合優勝。2003年から始めたチーム「ボンシャンス」代表に就任。2013年シーズンを最後に引退。JOCのスポーツ指導者育成制度でフランスのコンチネンタルチーム「ラ・ポム・マルセイユ」の監督として2年間の研修を経て、現在はアジアのロードレース普及を目指しアジアサイクリングアカデミーを主宰している。 アジアサイクリングアカデミー筆者の公式ブログはこちら

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