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三瓶将廣「ライダーを育てるカラクリ 〜アメリカ遠征編〜」

Posted on: 2014.03.31
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こんばんは!アメリカに来て4日目が終了。なかなか濃い内容の日々を送ってます。

【レッドマン宅訪問】
到着した次の日の午前中は、今回参加してる中井飛馬(あすま)の所属チームのボスで、BMXフレームメーカーREDMANの社長、Mike Redman宅を訪問。俺も行くのは初めてだったけど、大きなファクトリーチーム用トレーラーと、バックヤードコースがあったのですぐにわかった。

久しぶりに情報交換したり、飛馬が英語に戸惑いながらも、チームライダーとしてギブアンドテイクしている姿を見て、何か懐かしい感じがした。俺も中学生でアメリカに行った時は、伝えたいけどうまく伝わらなかったりして苦労する一方で、新しいパーツとかジャージが用意されていることに、ものすごく嬉しかったのを覚えている。

それと同時に結果を求められるプレッシャーがあったけど、それがまた次のステップへの後押しになっていたことは間違いない。本当にこの国には、ライダーを育てるカラクリがうまく出来ているなと、改めて感じた。庭には二羽の鶏がいることも確認して、レッドマン邸からベルフラワーBMXコースへ移動。

【ボブクリニック】
通常の練習時間の2時間前に到着。目的は元世界チャンピオンで、昔からお世話になってきたオランダ人のRobert De Wilde通称ボブによる、プライベートレッスンを受けるため。

今回は練習時間前にコースを貸しきって、豪華なレッスンをセットアップしてもらった。内容はいつも日本で教えている基礎を、また違う角度から教えてもらい、プッシュからジャンプまでアドバイスを貰った。最後はスタートゲートをやって終了。予定時間を大幅にオーバーして、2時間半熱心に教えてくれた。

新しい発見はもちろん多かったけど、今回の狙いは二つ。一つは「海外の選手とコミュニケーションを取り、アドバイスを貰う練習」。もう一つは「いつも言われていることを、第三者から言われて大切さに気づく」ということ。

二人とも狙い通り二つをクリアして、さらにスキルアップする面もたくさんあって良い1日となった。俺もオランダチームや、他国の教え方を学べて、また表現方法が豊かになったかな・・・、

【USA Elite National Championship】
今日は朝からサンディエゴ方面へ移動。毎度おなじみ、チュラビスタ・USAオリンピックトレーニングセンター内にあるBMXコースで、全米選手権が行われていたので見学に行ってきた。

通常のレースとは違い、アメリカ人のみが出場するレースだから小規模だけど、アメリカ人エリートが勢揃い。なかなかいいバトルもあって、選手二人にとってもいい刺激になったかな。今日目立ってたのは、スティーブンシーザー。去年から復活して、現在は長迫吉拓と同じコーチ、トーマスをトレーナーにつけて調子をどんどんあげてきている。

今回フランスにいるトーマスから、スティーブンの状況を教えてもらうように頼まれたので集中して見てたけど、昔の動きにさらに動きが追加されていて、人の3倍くらい動いてる印象だった。決勝も最終バームまでトップで、あと一歩でアメリカチャンピオンに!ビデオで研究するのが楽しみだ。

【State Qualifier Race】
午後は隣のアマチュアトラックで、ステートレースという少し大きめのレースがあったから飛馬が参加。和真は練習のみ行った。

ナショナルレース常連のライダーも多く来ていて、飛馬は来週のナショナル前に良い調整が出来て大満足してた。
明日は北アメリカ大陸選手権があるから観戦して、明後日テキサス州へ移動。

ではでは!

Masa

AUTHOR PROFILE

三瓶 将廣 さんぺい まさひろ/川崎市出身。プロBMXライダーであり、一般社団法人SYSTEMATIC BMXの代表を務める。5歳からBMXレースを始め、中学校入学と同時に拠点を海外へ移し、これまで17年間18カ国にて、レースに取り組んできたライダーである。全日本選手権3連覇、2011年アジア選手権優勝。日本を代表するプロライダーの一人。現在、ライダー業の傍ら、BMX/自転車普及活動を目的に、一般社団法人SYSTEMATIC BMXの代表としても活動している。 筆者の運営する公式サイトはこちら

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