三瓶将廣「2017年BMX世界選開幕!全45カテゴリー総勢3700名、世界48カ国からレーサーが集結」
今年もこの時期がやってきました。年に1度のビッグイベント、世界選手権大会!
今回は16年ぶりのBMXレース発祥の地であるアメリカ開催ということで、世界中が注目しレジェンドライダー達もおじさんクラスに出場するなど、チャンピオン争い以外にも見所満載の大会!そんな世界選手権大会に、今年もコーチとして帯同。
コーチとしての帯同も、今年ですでに5回目。選手の頃から数えると19回目の世界選手権大会! 2002年に1度お休みしたけれど、1998年の8歳の頃から今年まで通い続けいてるただのマニアです!笑
写真は初参加のオーストラリア(8歳)
16年前のアメリカ大会ももちろん参加、インドアなのにコースが濡れていて、エリートカテゴリーではストライキが起こったことを今でも鮮明に覚えている。
そんな世界選手権大会ですが、BMXレースの世界選手権大会の特色の一つでもあるのがクラス分け。
チャレンジレベルカテゴリーとチャンピオンシップレベルカテゴリーの2つに分かれ、チャレンジレベルは下は5歳から35歳オーバーまでの男女計27カテゴリー、50歳オーバークラスまで設けられタイヤサイズが24インチのクルーザークラスもあわせると全41カテゴリーにも!
チャンピオンシップはいわゆるジュニアとエリートカテゴリー。男女17〜18歳のジュニアと、19歳以上のエリートの計4カテゴリー。
全45カテゴリー総勢3700名の選手が、世界48カ国から集まる世界選手権大会に、今年も47名のチャレンジクラス日本選手団と共に会場入りしています。
今年の開催地は、毎年ワールドカップなどが行われているサウスカロライナ州ロックヒル。今年の3月にも大会で訪れているので、慣れたもんと言いたいところだが、天候がグズりやすい。。。
路面コーティングのおかげで走行は可能だが、ものすごい勢いのスコールで遅延などもよく起こる。 そして参加者数も多いことから、時間内に終わるかなども心配されている。
特別ルール適用により、予選が3ヒートから2ヒートへ、場合によっては1ヒートにもなると発表されていることから、今年も何が起こるかわからない世界選手権大会
様々な条件をクリアし、さらに自己パフォーマンスを発揮できた選手がチャンピオンを獲得する。 本当のチャンピオンが決まるタフな大会だ。(追記:過去最大人数ではあるが、スケジュール調整により予選は3ヒートの予定、天候さえ良ければ早めに終わるとのことで一安心!)
2008年から続いた日本人世界チャンピオン排出が途絶えてしまった昨年大会。 今年はどんな戦いが待っているのか、経験を駆使しベストな環境づくりが今回の第1の仕事。
Photo:dsk24
昨日は最初の公式練習が行われ、今日が最後の公式練習日。天候の関係で45分へと短縮されたので、残りのチャンスは多くて3周。そこも含めて世界選手権大会、しっかり伝え気持ちの支えになれるかが本日の僕の勝負所!
そして今回SystematicBMXからは、古幡コーチがスタッフ帯同。チャレンジクラスではないですが、後発組であるチャンピオンシップカテゴリーの選手9名と共に会場入り。
こちらは今回男女あわせてから7名のジュニアカテゴリー参戦とあり、これまでサポートしてきたユース層の成果が試される大会。それに加え男子エリート2名がどこまで食らいつけるかというところが見所です。
今年はライブ配信が予定されているので、下記リンクより是非 #BMXTEAMJAPAN の応援よろしくお願いします!
http://rockhillscbmx.com/live-stream/