最終日も快挙!佐藤水菜がケイリンで世界王者 太田海也がスプリントで銅メダル 2024トラック世界選手権
デンマーク・コペンハーゲンで開催された自転車トラック競技の世界選手権。大会最終日となった20日、女子ケイリンで佐藤水菜が優勝し、悲願のアルカンシェルを獲得。また、男子スプリントでは太田海也が銅メダルに輝き、今大会、日本勢は金メダル3個、銅メダル3個、合計6つのメダルを獲得し史上最高の結果で大会を終えた。
日本は佐藤水菜と梅川風子が出場し、2人ともにストレートで勝ち上がりを決めて決勝進出。
迎えた決勝では、後方6番手からスタートした佐藤が残り2周で仕掛けたイギリスのエマ・フィヌカンを追走し、残り1周で絶好の2番手を奪取。
最終バックから加速した佐藤は、逃げるフィヌカンを4コーナーで捉え、そのまま1着でフィニッシュ。2021年、2022年と銀メダルに泣いた佐藤が、ついに世界選手権で頂点にたち、アルカンシェルのジャージを手にした。
【女子ケイリン決勝 結果】
優勝 | 佐藤水菜(日本) | |
2 位 | van de WOUW Hetty(オランダ) | +0.102 |
3 位 | MARCHANT Katy(イギリス) | +0.106 |
5位 | 梅川風子(日本) | +0.191 |
2日間にわたって行われた男子スプリント。日本勢から唯一最終日に駒を進めた太田海也は、準決勝でオランダのハリー・ラブレイセンと対戦。
パリ五輪では短距離3冠、世界選手権スプリント6連覇がかかった絶対王者相手に、太田は真っ向勝負を挑んだものの力及ばず敗戦。3位決定戦周りとなった。
3位決定戦の相手は、トリニダード・トバゴのニコラス・ポール。太田は、元200mタイムトライアルの世界記録保持者相手に2連勝を飾り、見事銅メダルを獲得した。
【男子スプリント 結果】
優勝 | LAVREYSEN Harrie(ハリー・ラブレイセン) | オランダ |
2位 | HOOGLAND Jeffrey(ジェフリー・ホフラント) | オランダ |
3位 | 太田海也(日本) | 日本 |
4位 | PAUL Nicholas | トリニダード・トバゴ |
▷大会公式サイト
https://trackcyclingworlds2024.com/
▷スタートリスト/リザルト詳細ページ
https://www.tissottiming.com/2024/ctrwch/schedule
写真提供:JCF日本自転車競技連盟