2人の世界王者誕生!ケイリンで山﨑賢人 スクラッチで窪木一茂が金メダル獲得 2024トラック世界選
デンマーク・コペンハーゲンで開催中の自転車トラック競技の世界選手権。大会2日目となった17日は、日本人世界王者が2人も誕生するという歴史的な1日となった。
男子ケイリンでは山﨑賢人が優勝しアルカンシェルを獲得。また、男子スクラッチでは 22 年 23 年と 2 年連続銀メダルだった窪木一茂が悲願の優勝を果たして、虹色のジャージに袖を通した。

太田海也、中野慎詞、山﨑賢人の3選手が出場した男子ケイリンで、唯一決勝に勝ち進んだ山﨑。
決勝では、残り3周から仕掛けたオランダのホフラントにしっかり反応して3番手の位置につけ、最終周回で昨年の王者コロンビアのキンテロを捲り1着でフィニッシュ。
パリ五輪でリザーブに回った山﨑が、その雪辱を晴らし、悲願の世界チャンピオンに輝いた。


【男子ケイリン決勝 リザルト】
優勝 | 山﨑賢人(日本) | |
2位 | YAKOVLEV Mikhail(イスラエル) | +0.034 |
3位 | QUINTERO CHAVARRO Kevin Santiago(コロンビア) | +0.068 |
7位 | 中野慎詞(日本)※7-12位決定戦1位 | |
13位 | 太田海也(日本)※2回戦敗退 |

男子ケイリンの決勝直後に行われた男子スクラッチ。2年連続で2位に甘んじていた日本の窪木が、同じ日本人選手の優勝を前にして刺激を受けないわけがなかった。
レース中盤で他国のアタックに反応して1周追い抜きを成功させると、その後も積極的に前にでて揺さぶりをかけていく。
そして窪木は、残り8周で再び逃げを決めると、そのまま単独で逃げ切り優勝。ついに追い求めてきたアルカンシェルを獲得した。
【男子スクラッチ リザルト((15km/250mx 60 周)
優勝 | 窪木一茂 | 日本 |
2位 | HANSEN Tobias Aagaard | デンマーク |
3位 | PETIT Clement | フランス |

▷大会公式サイト
https://trackcyclingworlds2024.com/
▷スタートリスト/リザルト詳細ページ
https://www.tissottiming.com/2024/ctrwch/schedule
写真提供:JCF日本自転車競技連盟