2人の世界王者誕生!ケイリンで山﨑賢人 スクラッチで窪木一茂が金メダル獲得 2024トラック世界選

Posted on: 2024.10.18

デンマーク・コペンハーゲンで開催中の自転車トラック競技の世界選手権。大会2日目となった17日は、日本人世界王者が2人も誕生するという歴史的な1日となった。

男子ケイリンでは山﨑賢人が優勝しアルカンシェルを獲得。また、男子スクラッチでは 22 年 23 年と 2 年連続銀メダルだった窪木一茂が悲願の優勝を果たして、虹色のジャージに袖を通した。

左:スクラッチ優勝 窪木/ 右:ケイリン優勝 山﨑 photo:JCF

太田海也、中野慎詞、山﨑賢人の3選手が出場した男子ケイリンで、唯一決勝に勝ち進んだ山﨑。

決勝では、残り3周から仕掛けたオランダのホフラントにしっかり反応して3番手の位置につけ、最終周回で昨年の王者コロンビアのキンテロを捲り1着でフィニッシュ。

パリ五輪でリザーブに回った山﨑が、その雪辱を晴らし、悲願の世界チャンピオンに輝いた。

ケイリン決勝フィニッシュ photo:JCF

フィニッシュ後の山﨑 photo:JCF

【男子ケイリン決勝 リザルト】

優勝山﨑賢人(日本)
2位 YAKOVLEV Mikhail(イスラエル) +0.034 
3位 QUINTERO CHAVARRO Kevin Santiago(コロンビア) +0.068 
7位中野慎詞(日本)※7-12位決定戦1位
13位太田海也(日本)※2回戦敗退

窪木のウィニングラン photo:JCF

男子ケイリンの決勝直後に行われた男子スクラッチ。2年連続で2位に甘んじていた日本の窪木が、同じ日本人選手の優勝を前にして刺激を受けないわけがなかった。

レース中盤で他国のアタックに反応して1周追い抜きを成功させると、その後も積極的に前にでて揺さぶりをかけていく。

そして窪木は、残り8周で再び逃げを決めると、そのまま単独で逃げ切り優勝。ついに追い求めてきたアルカンシェルを獲得した。

【男子スクラッチ リザルト((15km/250mx 60 周)

優勝窪木一茂日本
2位 HANSEN Tobias Aagaard デンマーク 
3位 PETIT Clement フランス 

スクラッチ表彰 photo:JCF

▷大会公式サイト
https://trackcyclingworlds2024.com/

▷スタートリスト/リザルト詳細ページ
https://www.tissottiming.com/2024/ctrwch/schedule

写真提供:JCF日本自転車競技連盟

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