日本代表メダルラッシュ!ハイライト動画まとめ〜短距離編〜 トラックアジア選手権2025

Posted on: 2025.02.28

2月21日からマレーシア・ニライで開催された自転車トラック競技のアジア選手権は、連日メダルラッシュに湧いた。「アジアでは絶対に負けられない」。世界を目指す選手たちの気迫とプライドが、結果を生んだ。

トラック競技を中心に自転車競技の魅力を伝える、JKA公式のWEBサイト「More Cadence/モアケイデンス」のYOUTUBEチャンネルには、連日のメダル獲得のハイライト動画がアップされている。ここでは、それらの動画を短距離と中距離にそれぞれまとめた。

短距離①:男子チームスプリント

1走・長迫吉拓、2走・太田海也、3走・中野慎詞の布陣で臨んだ男子チームスプリント。日本は昨年まで第3走のメンバーだった小原佑太から中野慎詞にかわり、タイムこそ伸び悩むものの、徐々に連携を高めて決勝進出。中国との対戦となった決勝では、43.258秒で優勝を果たした。

短距離②:女子チームスプリント

1走・酒井亜樹、2走・仲澤春香、3走・佐藤水菜のメンバーで挑んだ日本チームは、新体制になってA代表入りした仲澤春香が加わり初の国際大会となった。予選と1回戦は、仲澤春香が3走を任されたが、順位決定戦では佐藤水菜を3走に変更。試行錯誤、最善の策を練りながら、メダル獲得にこぎつけた。

短距離③:男子スプリント

太田海也と中野慎詞。日本が世界に誇るトップスプリンターが決勝で激突したスプリントは、太田海也が2本先取で優勝を果たした。

短距離④:女子スプリント

昨年の世界選手権で3位に輝いた佐藤水菜が、負けられない戦いに挑み、その実力をしっかりと見せつけて優勝。スプリントでは、初のアジア王者に輝いた。

短距離⑤:男子1kmタイムトライアル

競輪選手養成所を早期卒業し、国内競輪でプロデビューしたばかりの期待の新星、市田龍生都が1kmタイムトライアルでアジア王者に輝いた。この種目に絶対的な自信を持っている市田は、1分を切ることに目標タイムを設定して挑んだ。予選2位で決勝に勝ち進んだ市田のタイムは1分00秒057。わずかに目標にはとどかなかったものの、予選1位の中国のタイムを上回って優勝。アジア王者の座を手にした市田の世界最速を目指す戦いは、始まったばかりだ。

短距離⑥:男子ケイリン

「アジアでも太田海也にもケイリンでは負けられない」と臨んだ中野慎詞が、気迫のレースで接戦をものにして優勝を果たした。2年前のアジア選手権では、マレーシアの英雄アワンに苦渋をなめた中野慎詞と太田海也。今回も、マレーシア選手に残り1周で先行を許したものの、最後にわずかにかわして、アジア王者の座を手にした。

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