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三瓶将廣「アメリカ遠征で発見した3つの事」

Posted on: 2014.04.15
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先週まで行っていたアメリカ遠征で考えさせられたことは、大きく3つだったかな!?

ー■ボブのクリニック
まず一つ目は、俺が初めてクリニックを行った時に一緒に講師を務め昔から様々なアドバイスをくれた、元世界チャンピオンのロバートディウィルデ(ボブ)によるクリニックを受けた時のこと。

参加した和真と飛馬にとっては、テクニックはもちろん、外国人選手とコミュニケーションを取るよいきっかけになったと思う。やはり英語でのコミュニケーションが今後重要になってくる。いきなり全ては難しいが、BMX用語は世界共通だ。

技術用語のパンプ(プッシュ)やマニュアル(ロール)、セクション名のゲートやダブルジャンプなどは多少違う部分もあるけど、一般言語よりは馴染みやすいし、わかりやすい。俺も最初はここから覚えて会話を始めていったので、まずは出来るところから。

また、このクリニックでは俺にとってもたくさん勉強になる部分があった。教えている内容は同じでも、表現方法を変えることで教えやすい部分があることが学べたことが一つ。

そして、もう一つは昔の教え方と、今の時代にあわせた教え方や考え方の確認が出来たこと。今、世界中で注目しているのは「基礎」。ここが確認できたことは大きかった。

ー■新UCIルール
前回のマンチェスター大会の時にも新UCIルールの話には触れたけど、今回の大会でもエリートはUCI大会ということで、新ルールが採用されていた。ジュニアエリートとエリートが混走だったため、今年からジュニアの和真は16歳でエリートクラスに参加。

予選で落ちてしまったけど、同じ組に世界チャンピオン経験者や、オリンピックメダリストたちがいっぱいいた。今の自分の位置を確認出来たことは、今後どう取り組んでいくか考える良いきっかけになったと思う。

前年度ジュニア世界チャンピオンのショーン・ゲインも参加していたけど、こてんぱんにやられていた。これを見ても、やはりエリートへの壁は高くて、経験の多い選手が勝ち上がることができるのだろう。逆に早いうちからこの中でもまれることで、数年後に爆発出来るという可能性を感じた。

ー■ルーティーン
改めて、今回重要さを感じたのがルーティーンだ。ルーティーンと言ってもいろいろあるけど、例えば何時に起きたらレースまでにどのぐらい時間があるのか。こういう時はこうしよう、ああいう時はこうしよう、などの自分の中での決まったルーティーン、パターンみたいなものが必要だということを改めて感じた。

アメリカで走ってた時は、レースの流れも決まっているから、何日前に現地へ移動して、何分前からウォームアップを始めて、最終日の朝は早いから5時前に起きて、決まったレストランを見つけておいて・・・など一連の流れを作っておけばいろいろと心配事が減って、精神的にも準備万端でレースに臨める。

もちろん試行錯誤してベストを見つける必要があるから、そのためのテスト大会に位置づけたり、俺みたいにチェック項目増やしすぎて頭がパンクしたりする経験も必要だ。

またレース直前の公式練習や、ウォームアップ走行は大きなポイントになりそう。ほとんどの日本人に「調子はどう?」って聞くと、「微妙/良くない/誰々が速い・・・」など、だいたいマイナスなコメントで帰ってくる。

子供に多いのは「普通」。。。笑。普通とは、通常通りで良いのか、50%なのかイマイチわからない。笑。

理想はスタート練習でトップに出て、誰が見ても調子が良いってわかることだけど、それよりも今の自分が持つチカラをどれだけ出せるか、100%に近づけるかがポイントなので、プラスなイメージで練習走行から帰ってくることがレースでの結果に大きく左右するんじゃないかな。

一昨日はSYSTEMATIC BMXスキルアップクリニックを開催!

今回も基礎からよりわかりやすさを意識して教えてきました!また今回の受講者の中で、シューズのクリート位置が大幅に違う位置にあることなども発見出来ました。実際に見ることで発見できることも多いので、皆さんお待ちしてまーす。次回は6月8日@緑山を予定しています。

てことで、今日からワールドカップ第1戦マンチェスター大会に向けて、イギリスへ出発します!

AUTHOR PROFILE

三瓶 将廣 さんぺい まさひろ/川崎市出身。プロBMXライダーであり、一般社団法人SYSTEMATIC BMXの代表を務める。5歳からBMXレースを始め、中学校入学と同時に拠点を海外へ移し、これまで17年間18カ国にて、レースに取り組んできたライダーである。全日本選手権3連覇、2011年アジア選手権優勝。日本を代表するプロライダーの一人。現在、ライダー業の傍ら、BMX/自転車普及活動を目的に、一般社団法人SYSTEMATIC BMXの代表としても活動している。 筆者の運営する公式サイトはこちら

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