三瓶将廣「2015W杯シーズンを終え日本は13位。いざ、リオ五輪プレ大会へ」
9月25日から2日間、ワールドカップ最終戦・アメリカ大会が行われ、終始雨が降り続く中、日本チームは吉村樹希敢選手が46位、瀬古遥加選手が31位で大会を終えました。
先週末に開催されたワールドカップ最終戦アメリカ大会には、日本からは男子5名、女子1名が参加し、吉村樹希敢選手と、瀬古遥加選手が翌日の決勝ラウンドへ進出しました。
2名とも2年ぶりのワールドカップ予選突破となり、決勝ラウンド常連の長迫選手は不通過に終わったものの、日本チームとしては新しい流れで大会最終日をむかえました。
Photo : Yoshitaku Nagasako
天候は回復しなかったものの、小雨の中ウォームアップがスタート。しかし、ここで女子の瀬古選手が転倒してしまい、大きな怪我はなかったものの、軽い脳震盪もあり、残念ながらリタイアとなってしまいました。
Photo : Yoshitaku Nagasako
残された吉村選手。もちろん1/8決勝からはレベルがグッと上がるものの、ここからは何が起こるかわからず、全員にチャンスがある。
Photo : Yoshitaku Nagasako
吉村選手は100%のライディングを発揮し、途中は昨年の世界チャンピオンであるサム・ウィラビーと争う場面も見られたが、準々決勝へは進めず、総合46位で大会を終えました。
Photo : Yoshitaku Nagasako
結果、吉村選手がUCIポイントを獲得し、日本は同ポイントで13位へランキングを戻しました。
今シーズン、ワールドカップでのポイント加算が予想より下回ってしまった日本チーム。この差を挽回するべく、残りの半年間さらなる軌道修正が必要です!
10年以上同じクラスで戦ってきている長迫選手と吉村選手。今後もお互いを刺激し合い、良い流れに繋がることにも期待です!
さてアメリカ大会も終了後、同コースでの練習を予定していましたが、雨天のため中止。アメリカのジムの代名詞でもあるGold’s Gymで身体を動かし、昨日から日本の反対側ブラジルへ移動してきました!
今回参戦する大会はリオ五輪テスト大会に位置づけられ、来年オリンピックにて使用する実際のコースでレースが行われます!明日、いよいよ会場公開、練習走行が行われるので、また現地からレポートします。
【Video:2015 supercross, U.S.A – Elite Women’s Final】
【Video:2015 supercross, U.S.A – Elite Men’s Final】