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宮澤崇史「力を使わないペダリングとは」

Posted on: 2015.05.07
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昨年から自転車に乗る時間がほとんど無い。かわりに、どうしたら自転車を速く走らせる事が出来るかをけっこうマジで考えている。というのも、監督として選手の査定をする為に走らなければならないから。

正直言って、シーズンオフはホビーレーサーよりも走れなくなるので、一緒に走ってる人に千切られながら走っていたものの、最近は逆に攻めに転じて先頭を長く引くようにしている。

去年の10月から15時間ほどしかトレーニングをしていないが、今ではなんとか300Wを10分は踏める体にしてきた。それも、走り方を教えて欲しいという事を多くのサイクリストから言われるのだが、自分が経験した事がない事はなかなかその人に響かないんじゃないか?と思い、自分のコンディションを一気に一般男性くらいまで落としてみている。

そして、いちばん難しい事だが、ほとんどの人がやっていないトレーニングがある事に気がついた。

昔から私がブログに書いているが、力を使わないペダリング。骨で踏むという言い方をしているのだが、これには意識しなければならない重要な約束事がある。それは、力をそれほど使わなくてもペダリングし、加速していく。という技術。

これがまぁ、ほとんどの人ができていない。なぜなら、自転車にまたがって漕ぎ始めた時から、99%の人はペダルを踏みつけるから。

そんな人から言われるおなじみのフレーズが「力を入れなくちゃすすみません」。。。

本当かな?

足をペダルに乗せて足の重さをペダルに乗っけてみてください。というと10人中10人は前に進む。「ほら、進むじゃない」という事に驚く人はいない。なぜなら、出したいスピードは10km/hじゃなくて、40km/hだから。

でもね
ベンチプレスもそうなんだけど、10kgを正しく持ち上げられない人は自重の2倍は持ち上がらないし、自重の3倍のスクワットを持てる人は、手を前に組んで正しいスクワットがきちんとできる。

私も重り無しでスクワットを1ヶ月続けて、その2ヶ月後には体重の3倍のスクワットをするまでに成長した経験がある。

というわけで、実は大事な「力を使わないペダリングを習得する」。
どうすれば少ないパワーでスピードを出せるか選手権みたいなのやったら面白いしどんどんスキルアップしていくと思う.

AUTHOR PROFILE

宮澤 崇史 みやざわ たかし/1978年生まれ。イタリア在住自転車プロロードレーサー。高校生でシクロクロス世界選手権に出場、卒業後イタリアのチームに所属。しかし2001年、母に肝臓の一部を生体移植で提供し手術のハンディもあり戦力外通告を受ける。再びアマチュア選手としてフランスで活動し実績を重ね 2007年アジアチャンピオン、2008年北京オリンピック出場、2010年全日本チャンピオンになる。2012・2013年はカテゴリの最も高いUCIプロチームに所属。2014年のジャパンカップで現役を引退。 筆者の公式ブログはこちら

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