中川裕之「Red Bull Ring of Fire」

Posted on: 2015.12.25

本編、サイドストーリー、そしてフォトドキュメンタリーまでの記事3本、一連の旅の模様が公開されました。このプロジェクトでは写真と執筆を担当しています。

2011年、南ア、ピーターマリッツバーグ。W杯撮影のデビュー戦だった僕は、たいへん荒ぶっておりました。血気盛んだったと言えるでしょう。

忘れもしない、コース中間地点のロックガーデンで撮影場所を巡って大きな外人さんと口論になりました。その喧嘩の仲介に入って、その場をおさめてくれたのが棒GKの和田良平でありまして、その口論のお相手がクレイ・ポーターでした。(あとで和田君が教えてくれました)

あれから数年、僕のホームである日本で、このメンバーで撮影できたのは素晴らしい事です。クレイは南アの一件は覚えてなかったと思いますが、普段からW杯のプレスルームに出入りしているので、日本の写真家ってやっぱりお前だったね、という感じでスムーズな、贅沢な、濃厚なロケでした。

クレイの相棒としてやってきたジョン・レイノルズも 間違いのないモノホンで、イエティの映像なんかを手掛けている根っからの山男です。

■メインライディングクリップ
http://www.redbull.com/jp/ja/bike/stories/1331763087968/ring-of-fire

■ストーリークリップ
http://www.redbull.com/jp/ja/bike/stories/1331765030890/ring-of-fire-story?items=1331765030890

AUTHOR PROFILE

中川裕之 なかがわ・ひろゆき/'06年、大きな病気を乗り越える過程で写真を撮り始める。MTBレースを題材とする写真家として、国内はもちろん、世界選手権やワールドカップを追いかけて日々山の中で過ごしている。MTBのコアな部分にフォーカスした雑誌SLmの発行人。 筆者の運営する公式サイトはこちら

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