中川裕之「日本人にはないハードル」

Posted on: 2015.07.30

今週末、各地でMTBのイベントが盛りだくさん!です。北米ではワールドカップ、今週末はカナダ、ケベック州のモンサンタンです。

歴史ある名門コース、距離長い、速い、ゴロゴロ、飛ぶ、湿地っぽいシングル、人口セクション、、、ヨーロッパの有無を言わせない鬼コースからすると、物足りない雰囲気もあるんですが、ライダーは走れば、僕は何度も歩いてるのでわかりますが、ガチのダウンヒルトラックで、腕がプルプルくるタイプのコースです。

ダウンヒル勢は井本はじめ、清水カズキ、九島勇気、泉野リョウガが参戦でしょうか。チームとして参戦予定だったカズキ所属のインドネシア、パトロールチームは、ビザが取得できず、ポポはこの北米シリーズ参戦を断念しています。

日本人にとって、海外に行くためのハードルといったら、単純に休みが取れるか、お金を捻出できるか、という事になると思いますが、日本のパスポートは世界最強レベルに強いので、行きたい国に渡航できるか、できないか、という概念を持ちにくいですね。

パトロールチームの目下の強敵はレースよりビザ取得となっていて、本当に苦労しているようです。カズキにはチームの分まで頑張ってほしいところ。

現地プレスルームから届いたコミュニケです。グループ分けと、注意事項が書いてあります。
https://drive.google.com/file/d/0B3-pQjuzyaUtc2VRYkRHalc3SUp6S3ZtZlA1OHlUVkdPQXMw/view

【追加動画:MTB W杯第5戦 Mont-Sainte-Anne (CAN) / DOWNHILL Actionclip】

AUTHOR PROFILE

中川裕之 なかがわ・ひろゆき/'06年、大きな病気を乗り越える過程で写真を撮り始める。MTBレースを題材とする写真家として、国内はもちろん、世界選手権やワールドカップを追いかけて日々山の中で過ごしている。MTBのコアな部分にフォーカスした雑誌SLmの発行人。 筆者の運営する公式サイトはこちら

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