栗村修「2016年ワールドチームラインナップ」
昨日、UCIは、2016年のワールドチーム11チーム(継続チーム)と、プロコンチネンタルチーム17チームを、まずは第1弾として発表しました。
◯ ワールドチーム 2016(まずは11チーム)
Ag2r La Mondiale
Astana
BMC Racing
FDJ
IAM Cycling
Movistar
Orica – GreenEdge
Giant – Alpecin
LottoNL-Jumbo
Team Sky
Trek Factory Racing
◯プロコンチネンタルチーム 2016(まずは17チーム)
Androni Giocattoli
Bora – Argon 18
Caja Rural – Seguros SA
Cofidis
Delko Marseille Provence KTM
Drapac
Fortuneo – Vital Concept
Funvic Soul Cycles – Carrefour
Nippo – Vini Fantini
One Pro
Roompot Oranje
Rusvelo
Novo Nordisk
Topsport Vlaanderen – Baloise
United Healthcare
Verva ActiveJet
Wanty – Groupe Gobert
『まずは』と書いたのは、ライセンス更新や、新規登録を目指すチームについては、このあとライセンス委員会の審査を受けることになるので、プロチームに関しては残りの最大7チームの結論が出るのはもう少し先になるからです。
その7チームですが、、、
◯プロチームライセンス審査待ち(7チーム)
ETIXX – QUICK STEP
LAMPRE – MERIDA
LOTTO SOUDAL
CANNONDALE
TEAM KATUSHA
TINKOFF
DIMENSION DATA(旧 MTN – QHUBEKA)
となっています。
『DIMENSION DATA』の登録が認められれば、来季は登録枠いっぱいの18チームが『ワールドチーム』として『ワールドツアー』を戦うことになります。
これまではヨーロッパ籍のチームが中心のUCIワールドチームでしたが、アメリア籍が3チーム、オセアニア籍が1チーム、アジア籍が1チームと、既に5つに分けられた大陸のうち、4大陸からワールドチームが生まれ、その規模は徐々に全世界へと拡大を続けています。
そして、『DIMENSION DATA』の登録が認められれば、アフリカ籍のワールドチームが誕生することになり、すべての大陸にトッププロチームが存在することになるのです。
多くの有力選手を獲得し、いろいろな意味で話題の中心にある『DIMENSION DATA』ですが、ワールドチームへの登録も含めて今後の動向に注目していきたいと思います。