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橋川健「サイクルモードから消えつつある夢抱く光景」

Posted on: 2014.11.09
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小さい頃…多分40年位前に親父に晴海で行われたスーパーカーショーに連れて行ってもらった。無愛想で仕事一筋の親父だったから、スーパーカーショーに俺を連れて行ってくれたのは親父との数少ない貴重な思い出となっている。そこでナローポルシェのタルガに乗り、写真を撮った。ポラロイドだったからおそらく有料だったのだろう。

今年はサイクルモードに金、土と2日間行った。なんかちょっとがっかりな感じだった。確かにトークショーやイベントは盛り上がっていたと思うし、もともとインターバイクやユーロバイクもメーカーや小売店、問屋同士のビジネスショーである事は理解しているけれど、サイクルモードは多くのメーカー&問屋が撤退し、毎年寂しくなっている。

それぞれが、独自の展示会を小売店さんに行い、そこで新製品を発表し、次年度モデルの注文を取ってしまえば、サイクルモードに出展する意味は無い…と考えているのかな?だとしたら寂しいね。

自転車ってブランドで買う人が多いわけでしょ?みんな、ブランドに夢見て、憧れて高いお金を払っているわけで…その夢を売る人たちに夢が無い。もっと夢を見させて欲しいな。

今年、通路がやたら広くなっているって感じませんでした?

昨年は通路の端っこに屋台が並んでいたと思いますが、今年はフードコートのようになっていた。スカスカなのを批判しているのではなく、日本で販売している問屋さん、メーカーさんにはもっとユーザーさんに夢を与えて欲しいな…と思いました。もちろん、主催者側も開催時期や出展料など再考する必要はあると思う。

自分が乗っているバイクがデカデカと展示されていたら、ユーザーさんだって喜んでくれるじゃないですか!とはピナレロの担当者の方から伺ったお話です。

ピナレロのブースでウィギンスのTTバイクの前でお父さんが小さいお子さんを抱っこしたまま、お母さんが記念写真を撮っていました。この子もきっと忘れられない思い出になるんじゃないかな…

AUTHOR PROFILE

橋川健 はしかわ けん
/1970年5月8日生まれ。千葉県出身。
 20歳で全日本アマチュア選手権で2位に入賞。その後、渡欧しベルギーのクラブチーム”G.S.Kotrijk”に所属。翌年にクラシックレースで海外初優勝。1995年にトニステイナーと契約しプロレーサーとして欧州で本格活動。1999年以降、国内に戻りブリヂストンアンカー、マトリックスパワータグで活躍し、全日本プロフェッショナル選手権優勝、ツールド北海道総合優勝するなどの成績を残す。2010年には若手育成チーム、チームユーラシアの監督を務め、シクロクロス日本王者、竹之内悠などの実力者を輩出。2015年よりニュージーランド籍のコンチネンタルチーム「チャンピオンシステム」の監督を就任。 ■Champion System Conti Cycling Team ■チャンピオンシステム

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