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橋川健「コミッセールの判定に感じた温度差」

Posted on: 2015.05.20
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スカイのリッチーポートがラスト6kmでパンクした際、オリカに所属する同郷のサイモンクラークからアシストを受けた事に対し、UCIの4名のコミッセールは1時間の協議の後「2分と200スイスフラン」のペナルティを両者に課したそうです。

自転車ロードレースがチーム競技として存在し、ジロの場合1チーム9名で出走しているわけですが、UCIの規則には他チームからのサポートを禁止する規則があります。

Non regulation assistance to a rider of another team.

なぜこのような規則が存在するのかと言えば、チーム間同士の談合や共闘を禁じているのだと思います。つまり、サイモンクラークはリッチーポートの為に働いたことは、見方を変えればスカイは10名で戦っていると解釈できてしまうわけです。

本来なら5-10分のペナルティとなるところを2分で済ませたようですが、そこまでできるのであれば多額の罰金で済ませておけば皆がハッピーだったのではないかと思います。

この「This is cycling. This is the best sport in the world.」とコメントされた記事はジロの公式ページからのシェアですが投稿から5時間で11000件のLikeと2800件のシェアが行われているのは多くのロードレースファンはこのサイモンクラークの行為を好意的に見ているのだと思います。

この2分によって総合争いはよりつまらないものになってしまうだろうし、もっと他に罰するべき対象となる選手、チームはいるだろうに…と温度差を感じるのは僕だけでしょうか?

AUTHOR PROFILE

橋川健 はしかわ けん
/1970年5月8日生まれ。千葉県出身。
 20歳で全日本アマチュア選手権で2位に入賞。その後、渡欧しベルギーのクラブチーム”G.S.Kotrijk”に所属。翌年にクラシックレースで海外初優勝。1995年にトニステイナーと契約しプロレーサーとして欧州で本格活動。1999年以降、国内に戻りブリヂストンアンカー、マトリックスパワータグで活躍し、全日本プロフェッショナル選手権優勝、ツールド北海道総合優勝するなどの成績を残す。2010年には若手育成チーム、チームユーラシアの監督を務め、シクロクロス日本王者、竹之内悠などの実力者を輩出。2015年よりニュージーランド籍のコンチネンタルチーム「チャンピオンシステム」の監督を就任。 ■Champion System Conti Cycling Team ■チャンピオンシステム

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