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橋川健「選手達のレースレポートを見て感じたこと」

Posted on: 2014.10.05
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選手達のレースレポートを見る機会が多い。それはFBだったり個別に送られてくるレポートだったり。

結果を残せなかった選手の多くは「確実に良い方向に向かっている」とか「収穫があった」とか「来年につながる走りができた」とか、超ウルトラポジティフな言葉で前向きに述べられている。

一流のベテラン選手の中には、その「超ウルトラポジティフ」の言動の裏には、ネガティフな部分を受け入れた上での「超ウルトラポジティフ」な発言なのだが(多くの一流選手はネガティフな発言を行う事が少ないが気付いているって事です)、残念なことに多くの若手選手はその
「超ウルトラポジティフ」な発言を真似るだけで自分のネガティフな部分には目を向ける事は無い。

先ずはきちんと自分の立ち位置を確認し、失敗したところは受け入れ、修正しない限り前に進めないと思う。

皆、何年自転車競技に参加しているのか?自分の2年前を振り返ってみて、どれだけ成長したかを聞いてみたい。それが出来ずに自己肯定しか出来ないから、「毎年同じ事の繰り返し」で、「前に進めない」って事なんだと思う。

そして、SNSなんかで関係の無い第3者に励まされたりすると尚更そこに気付く事ができなくなり迷走する。

決して自分の才能や将来を否定する必要は無いけれど、きちんと自分が立っている場所を知る必要はあるし、そこは受け入れた上で対策を考え行動する事が前に進むために大事な事だと思うのだけど、みんな気付いてくれるかな・・・

AUTHOR PROFILE

橋川健 はしかわ けん
/1970年5月8日生まれ。千葉県出身。
 20歳で全日本アマチュア選手権で2位に入賞。その後、渡欧しベルギーのクラブチーム”G.S.Kotrijk”に所属。翌年にクラシックレースで海外初優勝。1995年にトニステイナーと契約しプロレーサーとして欧州で本格活動。1999年以降、国内に戻りブリヂストンアンカー、マトリックスパワータグで活躍し、全日本プロフェッショナル選手権優勝、ツールド北海道総合優勝するなどの成績を残す。2010年には若手育成チーム、チームユーラシアの監督を務め、シクロクロス日本王者、竹之内悠などの実力者を輩出。2015年よりニュージーランド籍のコンチネンタルチーム「チャンピオンシステム」の監督を就任。 ■Champion System Conti Cycling Team ■チャンピオンシステム

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