福島晋一「フランスのとある地域選手権」

Posted on: 2013.12.16

今日はシクロクロスのプロヴァンス選手権をメカニックのレミーと見に行った。
強い選手と弱い選手の違いは明確だった。

パワーが違う。
強い選手は力にムラがなくパワーがある。
集中力も途切れないし、余裕もある。

とくに、シクロクロスという競技は時間が短いうえに高い集中力を要求される。
熾烈なジュニアのスタート

50分間の間に出力の違い、小さなミスの積み重なりが差となっていく。
運営に関しては日本のシクロクロスと変わらなかった。

旨そうなバーべQ

地域選手権だが観客も取り立てて多くのなかった。
エリートー23の優勝者のゴールを待つ観客

中古のクロス自転車を500ユーロで売っていた。

いい天気の中でひっきりなしに選手が来るので飽きることもなかった。

なラポムの選手はジュニアでにナバロ君が3位。

こちらでも今の時期毎週のようにシクロクロスがある。
冬も暖かいし、シクロクロスをするにもいいところだと思う。

エックスに所属するジュリアンもアンカーで頑張っていましたよ。
タイプは幸平に似ているかな?

マウンテンバイクの選手がこちらに住む意味が分かった。

AUTHOR PROFILE

福島 晋一 ふくしま しんいち/岡山県出身 1971年生まれ。20歳からロードレースを初め、22歳でオランダに単身自転車武者修行。卒業後、ブリヂストンアンカーに所属し2003年全日本チャンピオンを獲得。2004年ツアー・オブ・ジャパン個人総合優勝、2010年ツールドおきなわ個人総合優勝。2003年から始めたチーム「ボンシャンス」代表に就任。2013年シーズンを最後に引退。JOCのスポーツ指導者育成制度でフランスのコンチネンタルチーム「ラ・ポム・マルセイユ」の監督として2年間の研修を経て、現在はアジアのロードレース普及を目指しアジアサイクリングアカデミーを主宰している。 アジアサイクリングアカデミー筆者の公式ブログはこちら

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