竹谷賢二「雨でも練習会、工夫次第で効果アリアリ!」

Posted on: 2014.03.03

先週末は、材木座サイクルとしてリニューアルオープンしました、OSJクラブハウスでの、ロード&MTB練習会でした。

どちらも、連続シリーズで毎回練習を共にしている方が、ロードもMTBでもともに、見た目にも、走りのスピードにも明らかに向上していくのが、毎回わかるので、とてもやり甲斐がある練習会です。

残念ながら、土日共に雨、、、、でしたが、施設を活かして雨から逃れてぬくぬくローラー、午後から実走と上手く対応できました。

材木座サイクルの情報はこちらをご参照下さい。
http://www.zaimokuzacycle.com/

今日も、止みそうで止まず、結局朝からずっと降り続く雨の中、SDA練習会を初志貫徹!

午前は、MTBに必要なアクション、と言ってもロードもトライアスロンも基本みな同じですが、を自重トレで行いました。
安定性、弛緩と緊張の使い分け、速く動かす、など狙いつつ、高強度での正確なボディコントロールというMTBならではの要素を高めるために、サーキットトレーニング形式でバリッと!

この動画はそのサーキットトレーニングの模様です。

高強度20秒素早く速い動きで心拍数が上がり、安定性20秒呼吸が荒れてもきつくても姿勢を保つ、MTBでは上りでゼーハー強度が上がり、下りは息が上がっていてもペダル上で姿勢を安定させる、まるでXCスキーと射撃のデュアスロンのような要素も、とても重要なのです。

思いつき、即興で行いましたが、その後のMTBライドでは普段よりも安定してペダリングもスムーズに鳴った感じがしました。自分自身にも良いトレーニング効果がありましたよ!

実際、終わると、部活みたいだ!きつかったけど、凄く楽しいかった、と盛り上がりましたし、普段やらないトレーニングが出来るいい機会でした。雨の日も臨機応変に、必要なことを出来る事の条件の中で、上手く取り組むという考え方は、とても大切なんです。

午後は雨の小降りのタイミングを狙い、締まったダートで中強度反復練習!ヌルッとしても、29ならではのトラクションにより、こんなに低いノブのタイヤでもスムーズに走れました。

寒いし、片付けも大変だけど、今日のこの機会でしか得られないもの、経験、技術、非日常な走行感、などなど心身に残ることをお渡し出来たし、走って良かったです。

ハッキリ言って、メチャ寒くて、雨降って濡れて、泥ハネで汚れて、良い事なんて一つも無いじゃん!っと走り出す前は思うのですが、走り終わればこの笑顔!!
充実感と達成感にあふれていますね。

一度だけのレッスンよりも、連続したスクール形式だと、その方々の変化、向上が確認、実感できて、とても嬉しくやり甲斐がります!!

今後も、こういった機会を大切に、あるいはその機会そのものを生み出せるように、いろいろと働きかけていきたいと思います~

AUTHOR PROFILE

竹谷 賢二 たけや けんじ/1969年生まれ 東京都出身。フルタイムワーカーとして働きながらMTBレースに参戦を続け、2000年に初めてMTB全日本選手権優勝を果たし、通算4度の全日本チャンピオンに輝く。2004年、MTBクロスカントリー日本代表としてアテネオリンピックに出場。 2009年の全日本選手権を最後にMTBプロライダーを引退。現役引退後はスペシャライズド契約アドバイザー、ポラール契約アドバイザーとして活動を開始。アスリートとしての経験を活かして各種レースやイベント、スクールに積極的に参加し、スポーツバイクの普及と発展に携わる。2012年からは、本格的にトライアスロンに参戦している。 筆者の公式ブログはこちら

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