福島晋一「日本人一人でいることのメリット」

Posted on: 2013.12.01

敢えて誤解を恐れずに言うなら、
日本人一人で外国に飛び込む事のメリットは大きい。

たとえば、日本に外国人が一人でいることと
外国人が同胞と一緒にいるのでは、周囲の対応は変わってくる。
一人でいたほうが、助けやすいし、話しかけやすい。

しかし、もちろん一人のほうが苦労する。

情報も入ってこないし、言葉も土地勘もなければいけない。

そこで、良くないパターンは殻に閉じこもる事だ。

そこで、どんどん前に出ていかなくてはならない。

前に出ていくことで、周囲もほっとけなくなるし。
周囲の関心を引く事ができる。

うまく、周囲の関心を得ることが大事だ。

異質である事のメリットを生かし、デメリットを最小限にする。

周囲に迷惑をかけないように気を配りながら上手に頼る。

それがうまい人間はどこの国でもやっていける かな?

AUTHOR PROFILE

福島 晋一 ふくしま しんいち/岡山県出身 1971年生まれ。20歳からロードレースを初め、22歳でオランダに単身自転車武者修行。卒業後、ブリヂストンアンカーに所属し2003年全日本チャンピオンを獲得。2004年ツアー・オブ・ジャパン個人総合優勝、2010年ツールドおきなわ個人総合優勝。2003年から始めたチーム「ボンシャンス」代表に就任。2013年シーズンを最後に引退。JOCのスポーツ指導者育成制度でフランスのコンチネンタルチーム「ラ・ポム・マルセイユ」の監督として2年間の研修を経て、現在はアジアのロードレース普及を目指しアジアサイクリングアカデミーを主宰している。 アジアサイクリングアカデミー筆者の公式ブログはこちら

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