吉村樹希敢、今季2勝目でUCIポイント獲得!BMXジャパンシリーズ第4戦広島大会
年間6戦で行われる国内BMXレース最高峰のシリーズ戦、ジャパンシリーズもいよいよ後半戦。13日に行われた第4戦広島大会では、吉村樹希敢(大阪府/CREDITRACING)が優勝。シリーズ開幕戦以来、今季2勝目をあげた。また、今大会は国内では数少ないUCI公認のレースに設定されていたために、吉村はオリンピック出場枠獲得のために必要なUCIポイントの上積みにも成功した。
今季2勝目をあげた吉村樹希敢(photo:SYSTEMATIC BMX)
2016年ブラジル・リオオリンピック出場に向け、9月8日現在UCI国別ランキング14位(13位までは出場枠獲得)の日本は1ポイントでも多くのポイントを獲得する必要があった。そうした中で行われた「UCI Class1安芸高田BMX国際」。ジャパンシリーズ第4戦広島大会との併催となった。
朝方の雨が雨が心配されたが、天候は晴天へと回復し、レースはドライコンディションの中で行われた。
ジュニアとエリートの混走で行われた男子クラスは、第2戦、第3戦とコースアウトにより表彰台を逃している吉村樹希敢が、鬱憤を晴らすかのように安定した走りで優勝。貴重なUCiポイント50点を獲得した。
前々大会から2連勝中の吉井康平が2位に入り、優勝は逃したものの上り調子であることをアピール。また阪本章史が3位でゴールとなった。
女子女子エリートクラス優勝は瀬古遥加(photo:JBMXF)
女子エリートクラスはGirls15 Overクラスと統合され、3ヒート合計で行われた。7月に行われた世界選手権に、唯一日本から女子エリート選手として出場した瀬古遥加(三重県/IRC TIRE)が貫録の走りで3ヒートとも1位でゴールし優勝した。
Girls15 Overの選手も果敢に女子エリート選手に挑み東京オリンピックなど今後の成長を期待させてくれるレースと
なった。
【男子エリート決勝動画(SYSTEMATIC BMX)】
【女子エリート&15Girls class Over 決勝3本目(SYSTEMATIC BMX)】
<男子エリート(男子ジュニア統合)決勝結果>
優勝:吉村 樹希敢(大阪府/CREDIT RACING)
2位:吉井 康平(東京都/モトクロスインターナショナル)
3位:阪本 章史(大阪府/Athlete Japon)
4位:高橋 堅太(岡山県/KUWAHARA BIKE WORKS)
5位:菊池 雄(神奈川県/DIG-IT SUPERCROSS)
6位:高山 一成(埼玉県/HARO)
7位:深川 匠*(埼玉県)
8位:古幡 陵介(埼玉県/SYSTEMATIC BMX)
*はジュニア
<女子エリート(gails15over class 統合)結果>
優勝:瀬古 遥加(三重県/IRC TIRE)
2位:永禮 美留 **
3位:丹野 夏波 **
4位:飯端 美樹(大阪府/SE Racing)
5位:森内 愛香 **
**は15 歳over class
(情報・写真提供:JBMXF/SYSTEMATIC BMX)