チンハイレイク最終ステージ NIPPOのボレが2位、黒枝が6位でUCIポイントを獲得

Posted on: 2014.07.21

19日、ツアー・オブ・チンハイレイク(中国、UCIアジアツアー2.HC)は最終第13ステージを迎え、ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザのグレッガ・ボレが2位、エドワード・グロスが4位、そして黒枝士揮が6位でゴールし、U23世界選手権の出場枠につながるUCIポイントを獲得した。

2週間に亘り開催されてたツアー・オブ・チンハイレイクは19日、ついに最終日を迎えた。最終ステージとなる第13ステージは地方都市、蘭州市内の約18kmの周回コースを5周回、91kmの平坦ステージ。

レースは集団ゴールスプリントの展開となり、マッティア・ガバッツィ(アモーレエビータ)がステージ2勝目を挙げ、僅差でグレッガ・ボレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ)が2位に入った。そして、トレインを必要としない選手たちが個々にスプリントに挑み、ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザのエドワード・グロスが4位、黒枝士揮が6位、さらにリカルド・スタキッオッティが9位でゴールした。

ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザは、最終ステージでの勝利こそ逃したものの、黒枝が6位に入ったことで、日本人U23選手への課題であった世界選手権へ向けたUCIポイントを獲得することに成功した。また、大会を通してステージ2勝(ボレ、グロス)、ポイント賞4位(ボレ)、山岳賞6位(石橋学)など、存在感を示す結果を残した。

黒枝士揮のコメント
「今回、UCIポイントを獲得するようにと言われていて、プレッシャーのかかるレースでしたが、最後まで我慢して、そして最後にチャンスが巡ってきたときに、無事にポイントを取ることができて良かったです。ただ、勝ちたいと思いながらもポイントを取らないと思い、少し守りの走りになってしまったようにも思います。いつもゴールスプリントでは前で勝負できていたので、今後このクラスの大会では自信をもって勝ちを狙いにいきたいと思います」


UCIポイントを獲得したU23カテゴリーの日本人選手達。左から石橋学、小石祐馬、黒枝士揮

ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザの次戦は、7月26日にイタリアで開催されるGPインダストリア&アルティジアナート(1.1)。27日に同じくイタリアでのジロ・デラ・トスカーナ(1.1)。両レースには宮澤崇史と秋丸湧哉が出場予定。

【情報・写真提供:ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ】

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