アジア最高峰ツアー・オブ・チンハイレイク第1ステージで宮澤崇史が5位入賞

Posted on: 2014.07.07

7月6日に開幕したUCIアジアツアー最高峰のステージレース「ツアー・オブ・チンハイレイク(中国、UCIアジアツアー2.HC)」の第1ステージで、ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザの宮澤崇史がステージ5位に入った。

今年で13回目の開催となるツアー・オブ・チンハイレイクは、UCIアジアツアー最高峰、超級カテゴリーのステージレースで、休息日を1日を含む全13ステージ、全14日間、総走行距離は2,205kmで開催される。

その規模はアジア最大であるだけでなく、中国の内陸部の西寧市(せいねい)を起点として、風光明媚な青海湖(チンハイレク)を周り、蘭州でゴールするまで、全行程をとおして標高が高く、平均標高は海抜2,265m、最大で海抜3,858mに達する特殊なレースでもある。ヴィーにファンティーニ・NIPPO・デローザからは、宮澤崇史に加え、3名のアンダー23カテゴリーの選手が出場。4人の日本人選手がスタートした。

西寧での第1ステージは17,32kmの平坦な周回コースを7周回する121km。序盤に前日に合流したばかりの石橋学が逃げに乗るが、その後吸収され、今度は宮澤崇史を含む14名の先頭集団が形成された。

中盤になり、そこからさらに2選手が先行して彼らが結果的に逃げ切り、オレクサンダー・ポリヴォダ(KOLSS CYCLING TEAM)がステージ優勝を挙げた。宮澤崇史の追走集団は先頭の2選手に追いつくことはできなかったが、後続のメイン集団からはリードを保ってゴール。宮澤崇史が最終周回でアタックをかけた2選手に続き集団の3番手、ステージ5位でゴールした。

■宮澤崇史のコメント
「前半から激しいアタック合戦が続き、2回逃げに乗るもいずれも集団に捕まり、カウンターで石橋を含む10人強の逃げが決まりました。エウスカテルが逃げを早い段階で潰し、今度は14人の逃げがカウンターで決まりました。ここに私が乗り、1分ほどの差でレースは進み、終盤の中間スプリントで2人が逃げ集団からアタック。12人で追いながらレースは進むが差は開いてしまい、後ろの集団の3番目、5位でゴールしました。今大会、最初のステージでいい感触を掴むことができて良かったです。」

■ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ出場メンバー
宮澤崇史/黒枝士揮/石橋学/小石祐馬/グレッガ・ボレ/エドワード・グロス/ピエールパオロ・デネグリ/リカルド・スタキッオッティ/アレッサンドロ・マラグーティ

【情報・写真提供:ヴィーニファンティーニ・NIPPO・デローザ】

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