山頂ゴールをコンタドールが制す!新城幸也は寒さで満身創痍 ティレーノ~アドリアティコ第4ステージ
イタリアで開催中のティレーノ~アドリアティコは15日、第4ステージが行われ、アルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)が、244kmの山岳ステージを制した。新城幸也は、トップからおよそ30分遅れの85位でのゴールとなった。
元気にスタートしていく新城(Photo Miwa IIJIMA)
第4ステージは大会最長距離244kmに加え、中盤から後半にかけて標高1000m級の山を越え、標高1535mの頂上ゴールという過酷な設定となった。スタート時刻は9時30とヨーロッパのレースでは早いスタート時間となり、選手たちは防寒対策をしてスタート地点についた。
レース前、新城は「寒いっ」と一言残しスタート。熱帯のタイ合宿で乗り込んでいたため、244kmという距離は問題がないものの、早朝の寒さと、まだたくさんの雪の残る山岳の寒さで体が動かず、先頭から30分近く遅れ、第2集団でのゴールとなった。
レース後、「やっと、ゴールしたっていう感じでした。予想以上の寒さと、コースのきつさだった。」と、満身創痍で語った。
レース後、疲れ果てた様子の新城(Photo Miwa IIJIMA)
第5ステージはアドリア海側に進みながら、後半からゴールまでに2つの山岳を通過する192kmのコースとなっている。
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【記事・写真 Miwa IIJIMA】