第3ステージはサガンが勝利。85位の新城幸也「明日の山岳ステージでは逃げたい!」 ティレーノ~アドリアティコ

Posted on: 2014.03.15

3月12日からイタリアで行われているティレーノ~アドリアティコに出場中の新城幸也は、上りゴールの第3ステージで、スプリントでのステージ優勝を狙うものの不発。ピーター・サガン(スロバキア、キャノンデール)が制した。


先頭から遅れゴールする新城(Photo Miwa IIJIMA)

第3ステージは西のティレニア海から内陸を東に進む210km。前半に緩やかな2つの山岳があるものの、後半にかけてはほぼフラット。ゴール前1kmで待ち構える5パーセントの上りでフィニッシュとなった。新城好みのコースレイアウトで、チームミーティングでは上りゴールと言うこともあり、新城のゴールスプリントに備えるという作戦でスタートした。
 
レースはチームメイトのビオンヌを含む4人の逃げグループが形成され、ゴールエリアを5周する周回コースに入ると、そこからさらにビオンヌが単独で最終周回まで逃げ続ける。しかし、ゴール手前で吸収され、最後の坂での集団ゴールスプリントとなった。

新城は、集団の中盤で軽快に周回をこなしていたが、最終周回でうまく位置取りをすることが出来ず、85位に終わった。

レース後、「最終周回に入る位置取りができずにそのまま後退してしまった。身体も良く動いているし、調子は悪くない!明日の240kmは最後の山岳勝負だろう。自分は逃げてレースを動かしたい。」と語った。

第4ステージはイタリアの中央部を南下しながら山岳部に入る、今大会最長の244km。中盤から後半にかけて標高1000m級の山岳が2つ。ゴールは1535mの頂上ゴールとなる。

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【記事・写真 Miwa IIJIMA】

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