６月29日のツール・ド・フランス100回記念大会の開幕に先立って、現地時間27日、地中海に浮かぶリゾート地、コルシカ島で行なわれたチームプレゼンテーションに新城幸也が参加（チームヨーロッパカ）。新城は、終始リラックスした表情で、ファンの歓声に応えた。

トマ、ピエールらと肩を並べる新城 （photo Miwa IIJIMA）

先週末、23日に行なわれた全日本選手権ロードを制し、日本の王者としてツール・ド・フランス出場を果たした新城幸也。チームプレゼンテーションでは、自国の国旗をモチーフとしたチャンピオンジャージの着用が期待されたが、制作が間に合わず、この日の披露目とはならなかった。正式なお披露目は、29日の第１ステージ、グランデパール（出発地）となりそうだ。

世界チャンピオンＦ．ジルベールの隣で日本のTV取材を受ける新城 （photo Miwa IIJIMA）

今年でツール・ド・フランス出場４回目を迎える新城は、チーム内ではすでにベテラン扱い。プレゼンテーションでは多くのファンの歓声を浴び、終始リラックスして、３週間の長い戦いに備えていた。

プレゼンテーション後、新城は「この舞台に立てたことはすごくうれしいです。今は、日本チャンピオンとして、という実感はまだありませんが、チャンピオンジャージを着たら、実感が湧くかもしれませんね。歓声を聞いて、あぁ～いよいよツール・ド・フランスが、始まるなぁって思いました。」とコメントした。
　
（情報提供：Miwa Iijima)