コンタドールが総合優勝。新城「次に繋がるレースだった」ティレーノ~アドリアティコ最終ステージ
イタリアで開催していたティレーノ~アドリアティコは、18日、最終ステージを迎え、個人タイムトライアルをアドリアーノ・マローリ(イタリア、モビスター)が制し、トップから41秒差でゴールしたアルベルト・コンタドール(スペイン、ティンコフ・サクソ)が総合優勝を果たした。新城はトップから1分12秒遅れの115位。
最終ステージ、笑顔でスタート台に上がる新城(Photo Miwa IIJIMA)
最終日の第7ステージほぼフラットな9kmの個人タイムトライアル。新城も、今日はゆっくり流した感じ。と語ったように総合順位にかかわることのない選手たちはリラックスして走る姿が多く見られた。ステージはカンチェラーラやウィギンスのタイムを上回った、アドリアーノ・マローリ(イタリア、モビスター)が制した。
最終ステージを115位、総合119位でレースを終えた新城は「3週間ぶりのレースだったし、ヨーロッパでのレースは久しぶりだったから、特に追い込むこともなく、無理をすることもなく、感覚を取り戻す感じで走っていた。体調が万全ではなかったものの、第6ステージではスプリントに絡めたし、次に繋がるレースだったと思う。次のミラノ~サンレモはチームからどのような指示が出るかわからないけど、出たかったレースの一つなので、頑張りたい。」と、7日間の感想を語った。
アドリア海沿いに設定されたコースに飛び出していく新城。身体は絞れているように見える(Photo Miwa IIJIMA)
なお、新城はこのままイタリアに残り、今週末23日にミラノ~サンレモに出場予定。UCI公認のワンデーレースとしては最長距離となる300kmの戦いに挑む。
【記事・写真 Miwa IIJIMA】