ティレーノ・アドリアティコ第4ステージ 新城幸也は65位「コンディションは上がってきている」
3月14日に行われたティレーノ・アドリアティコ第4ステージは、今大会最長の山岳ステージで、アシストに徹した新城幸也は、65位でフィニッシュ。ステージはワウテル・ポエルス(オランダ・チームスカイ)が制した。
最後の周回に入る新城 (Photo Miwa IIJIMA)
レース序盤にオリカグリーンエッジの2名の選手が逃げる展開で、今大会最長距離、226kmのレースがスタートした。集団は逃げを容認し、のんびりとしたムードでレースが進む。
ゴール前の上り基調の周回に入る手前で、200km以上逃げた2選手が吸収されると、上りを得意とするジュリアン・アレドンド(トレックファクトリー)やミカエル・スカルポーニ(アスタナ)を含む4選手が先行する。
しかし、この逃げも最終周に入り吸収され、そのカウンターアタックで飛び出したチームスカイのワウテル・ポエルスが約6kmを独走し、区間
優勝を飾った。
チームヨーロッパカーのエース、ピエール・ローランは29位。アシストにまわった新城は65位で第4ステージを終えた。
ゴールまで300mの登り。カメラを見つけ笑みを浮かべる新城 (Photo Miwa IIJIMA)
新城は今日のレースを振り返り「5人以上の逃げが出来そうだったら、自分がその逃げに入るはずだったが、2人なので、容認。とにかくピエールを登りまで守る役目だったが、周回に入って、登りの途中で自分もピエールから遅れてしまった。今日はピエール自身もあまり調子が良くなかったようだ。
明日は残り80kmからが勝負。それまでは我慢かな。コンディションが上がってきているので、逃げに乗れたらいいのだが、、、。」と語った。
第5ステージは1000m級の山岳が3つ登場し、総合優勝争いを左右するステージとなる。ラスト16kmは最大勾配12%、平均勾配7.3%。標高1675mまで駆け上がる山頂ゴールの195kmとなる。
第5ステージコースプロフィール
(記事:TeamEuropcar Miwa IIJIMA)