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ツール・ド・フランス第20ステージ 新城幸也「100回大会、やるべきことはやった」

Posted on: 2013.07.21
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ツール・ド・フランス第20ステージ、最終日パリを翌日に迎える実質的に各賞が決定するステージ。125kmという短い距離に、カテゴリーづけされた山岳が5つ続き最後は超級山岳セムノス峠でフィニッシュするという、凝縮された山岳ステージ。レースは山岳賞を狙うピエール・ロラン(チームヨーロッパカー)がファーストアタックを決め、激しい戦いの幕が開いた。逃げグループにはイェンス・フォイクト(レディオシャック レオパード)等強力な顔ぶれが揃い、逃げ切りを狙う。一方メイングループはステージ優勝を狙うモビスターチームがコントロール。ハイペースでレースは進み、最後の超級山岳セムノス峠で最後まで逃げ続けたフォイクトが捕まり、最終局面を迎えた。ゴールに向け口火を切ったのはホアキン・ロドリゲス(チームカチューシャ)。新人賞ジャージを着るナイロ・クインターナ(モビスターチーム)とマイヨジョーヌのクリス・フルーム(スカイ プロサイクリング)が食らいつく。一進一退の攻防が続き、この日一番の登坂力を見せつけたのはクインターナ。残り1キロでフルームのアタックに反応しそのままカウンターでゴールへ。新人賞とともに山岳賞をほぼ手中に収めるとともに、ツールステージ初勝利と未来のロードレース界を背負う片鱗を見せつけた。フルームも先頭から29秒差でフィニッシュ。こちらもマイヨジョーヌを獲得するにふさわしい走りを最後までみせつけた。


メイン集団で山岳を超えていく新城  (photo Miwa IIJIMA)

以下、現地からの新城リポート(記事:飯島美和)

明日のパリ、シャンゼリゼでのゴールを目前にし、本格的なラインレースは実質今日が最後。新城は昨日のハンガーノックのダメージもなく、メイン集団で快調に峠をこなしていく。

山岳賞ジャージまであと1ポイントと迫っていたピエールは、スタートと同時に自らアタックし、最後まであきらめずポイントを重ねていくものの、最後は総合上位の選手たちからも遅れだし、山岳賞ジャージを獲得することができなかった。しかし、連日チームヨーロッパカーが一丸となって最後まであきらめずに果敢に攻めたことに、フランス中のファンから称賛を受けた。さらに、ピエールからは途中のステージで新城に着用していたマイヨアポアをプレゼントし、働きに対してのお礼が伝えた。最後までグルペットで走った新城は91位でゴールした。

「今日は調子が良かったから快調だったよ!去年みたいな大きな見せ場はなかったけど、やるべきことはやった。4回目のツールは毎日落ち着いて、順調に走ることができたと思う。落車はあったけど、リタイアするような怪我ではなかったし、あぁ~ツールが終わった。という実感はまだないけど、日本チャンピオンジャージで無事に100回大会のゴールを迎えられるのとてもうれしいよ!」と最終日を前にツールを振り返った。

明日、最終日シャンゼリゼ、新城がどのような表情でパリにゴールするのだろう

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