腰山雅大「ところで、僕は誰なのか、という話。」
唐突と言えば唐突、と、言えるのかもしれないし、または言えないかもしれない。ですが、まぁいいや。自己紹介みたいなもんです。
というのも、ついこの前からシクロチャンネルでブログポストを寄稿することになりまして、一先ず僕が何者なのかくらいは書いておこうかと。
■腰山 雅大とは何者か。
自分の名前を見出しにするの、照れますね。さて僕が自転車乗りだ、ということは何となく伝わっていると思いますが、主にBMXと、シクロクロス、という自転車に乗っています。
大阪と神戸という都会、または六甲山と大阪湾に挟まれた、尼崎という町で生まれ育ちました。自転車競技と尼崎は一切脈略もないですしどうでも良いのですが、尼崎住民は自分たちの土着に対し常に自虐的な笑いを添えています。それだけです。
■MTB XC→BMX Park
乗り物好きの両親(特にオートバイ)に育てられ、そういう家系にあって、初めて自分で操った自転車に対して強烈な所有観念を抱いたところが最初のグーだったわけです。
小学生で生意気にもMTBを買い与えてもらっていたので、それでもって色んなところに行きました。100km、200km、中学からはXC競技をスタート。レースが勘所だというのはこの辺りに叩き込まれました。
その後、周りが反抗期を理由にギターを持ち始めるのと同じようにBMXを始め、そこから17年競技を続けています。(くだらないスタイル持論の成れの果て)競技者として自分に見切りをつけてからは大会の運営を開始。
”ENJOY BMX CONTEST” という名前で約5年間に渡り6度コンテストを開催しました。大会運営の明瞭化をひとつの目的としてやっていたので、そこは国内ダントツのクオリティを保てていたと自負しています。
■シングルスピードでシクロクロスを始める
長年BMXという、非常にシンプルな自転車と付き合ってきて、自転車を操るという感覚が大好きです。そんな自分がシクロクロスと出会ったのは、簡単に言えば周りの仲間がゾロゾロと競技を始めていったから。競技の要旨を教えられ、そのうちレースに参じて応援し、気づいたら自転車屋で自分の乗る車両を吟味していました。
僕がシングルスピードを選ぶのには上記の理由から然程時間を要しませんでした。または、大会運営から解き放たれた反動からか、またはギア無しのハンディを埋める為なのか、とにもかくにもレースに出場することに拘って、シーズン中ほぼ全ての週末をレース会場で過ごしました。
2年弱で40戦。今のところ。
そうこうしている間に成績も徐々に伴ってきて、現在は国内最上位カテゴリーを走っています。
■All-City Cyclesとの出会い
All-City Cyclesという、アメリカはミネソタ州の自転車ブランドから機材提供を受けています。このブランドもまたハイエンドなシングルスピードマシンを作っていますが、2014年にブランドマネージャーが来日し、実際に作っている本人と喋って感銘を受けた、というキッカケもありました。
バイクはNatureboy853というレイノルズパイプを使ったSSCX、トレーニング用にMr.Pinkというロードバイクを提供して貰っています。
ということでまとめると、SSCXに跨ったBMXライダー、というのが僕の最も簡単な紹介になります。このブログ、またはFB、またはシクロチャンネルでも、そんな観点から自分が拾った情報をお伝え出来ればと考えています。
【関連動画:All-City japan tour 2014】