新城幸也、ツール出場を狙い復帰戦に挑む「しっかりアピールしなければならない」
リエージュ~バストーニュ~リエージュで骨折をして、リハビリを続けてきた新城幸也(チームヨーロッパカー)で6月4~7日までフランス、ペイ・ド・ロアー地域で開催される4日間のステージレース、『ブークル・ド・ラ・マイエンヌ(UCI2.1)』でレース復帰することとなった。
治療とリハビリに励んできた新城(Photo Miwa IIJIMA)
『ブークル・ド・ラ・マイエンヌ』は2006年に当時のチームVANGの一員として出場し、チームメイトであった福島晋一氏がポイント賞ジャージを着用し、弟の福島康司氏の総合優勝をアシストしたという思い入れがあるレース。
新城は、「復帰レースにはぴったりだと思う。まだ本格的に追い込んで走れていないので、まずは様子を見ながら。これだけ休んだ後のレースだから前半はきっと苦しむことになるだろう。しかし、ここでしっかり復活をアピールしなければならない、大切なレースだと思っているので頑張ります。」と、復帰レースに向け意気込みを語った。
まだ、リハビリを続けながらで、どこまで怪我から回復しているか手探りの中での出場となるが、「ツール・ド・フランスに間に合う。」と言うことをチームの首脳陣に印象付ける走りが求められる重要なレースとなる。
(記事:TeamEuropcar Miwa IIJIMA)