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2014ロード世界選 エース新城幸也は体調不良により無念のリタイア

Posted on: 2014.09.29
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スペイン・ポンフェラーダで開催された世界選手権ロードレースは、28日、エリート男子が行われ、日本のエースとしてスタートをきった新城幸也は、210km地点で体調不良により、無念のリタイア。万全の状態で臨んだレースで本人にとって残念な結果となった。


レース中盤は有力選手らとともに快調に走行する新城、サポートする土井選手(Photo Miwa IIJIMA)

朝から雲に覆われ、雨が降ったかと思うと、強い日差しが照りつけ、蒸し暑い状態になると、今度は、午後から再び冷たい雨が降ったり止んだりという、非常に不安定な天気に見舞われた今年の世界一決定戦。選手たちの一番の不安要素であった雨に苦しめられたレースとなった。

新城は「走り出したら調子も良く、100km過ぎまで快調に走っていたが、突然吐き気を伴い、足が動かなくなってしまった。我慢しながら200km過ぎまで集団で耐えたが、吐き気が止まらずに我慢しきれず、遅れだしてしまった。このまま走っていても、完走することがやっとだろうと考え、途中でレースを降りた。何があったのかわからないくらい、いきなり身体が止まってしまった。」

リタイアした直後の新城は茫然と座り込み、しばらくその場から動くことが出来なかった。手足は今まで200km以上走っていたとは思えないほど冷たく冷え切っており、新城自身が気づかないうちに寒さでハンガーノックを起こしていたと考えられる。

「スタッフの皆さんの完璧なサポートの中、エースとして走らせてもらっていたのに、楽しみに応援してくださっている皆さんにも本当に申し訳ない結果となってしまいました。世界選手権はいつも走っているレースよりさらに一段上のレベル。完璧に準備してきたつもりでも、この1日にすべてを出し切れなかったのも含めて、自分の弱さ。まだまだ世界のトップには足りないものがある。このままでは終われない。」と語った。


終始仲の良さが際立ったエリート3選手。スタート直前(Photo Miwa IIJIMA)

日本チーム3選手は清水選手のみが完走し95位。土井、新城はリタイアと言う結果となった。優勝はポーランドのミハウ・クフィアトコフスキー。24歳にして世界チャンピオンに輝いた。


210km地点、第一補給所で自転車を降りた新城はこの表情(Photo Miwa IIJIMA)

【記事・写真:Miwa IIJIMA】

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