世界大学選手権ロード 早大の合田祐美子が7位フィニッシュ、鹿体大の徳田優が13位
ポーランド、イェレニャ・グラで行われている「2014世界大学選手権自転車競技大会」2日目、ロードレースが行われ、日本からは男女8名の選手が出場。女子の合田祐美子(早稲田大学)の7位フィニッシュが最上位という結果に終わった。男子は徳田優(鹿屋体育大学)が最終周回のパンクに泣かされ、13位という結果に終わっている。
300mの上り区間がある1周、約14kmの周回コース。レース前夜スタート時間が早まったり、距離が短縮されたりと厳しい条件下の元、レースが始まった。
4周回約65kmと短縮された女子ロードレースは、合田祐美子(早稲田大学)、樫木祥子(駒澤大学)、伊藤杏菜(中京大学)、江藤里佳子(鹿屋体育大学)の4名がエントリー。
女子ロードレーススタート前
最初の上りでドイツ、ポーランド4名、スイス、ハンガリー、スロヴァキアに合田と樫木の10名の先頭集団とその他に分かれ、さらにそこからドイツ、ポーランド2名の3名が抜け出し、7人が追走。そのままの状態での上位争いとなった。
最終周回で追走7人から樫木とスロヴァキアが遅れ、合田はゴールスプリントの末、7位でフィニッシュした。
【女子ロードレース結果】
1位 HAMMES(ドイツ) 1:59:59
2位 SOLUS-MISKOWICZ(ポーランド) +55”
3位 KLEKOT(ポーランド) +2’48”
7位 合田祐美子(早稲田大学) +3’25”
10位 樫木祥子(駒澤大学) +5’40”
13位 伊藤杏菜(中京大学) +11’26”
23位 江藤里佳子(鹿屋体育大学) +18’52”
6周回94㎞で争われた男子には、徳田鍛造、徳田優、山本大喜(鹿屋体育大学)、阿曽圭佑(中京大学)の4名が出場。
男子ロードレーススタート前
日本選手は全員が序盤から先頭集団を形成しようと動く。その後、毎周回の上りで力の差によるふるい分けが行われ、多くのスプリンター達はラップされDNFとなっていく。
終盤に入り、徳田優は先頭争いの集団内に入ったものの、パンクが発生。チームカーは他チームとの乗り合いの上、車高が高いバンのため、集団の前にはいることができない。
仕方なく後ろの集団に付いているニュートラルサポートを待ち、大きくタイムロス。徳田優は13位という結果に終わった。阿曽はチームカーより後ろでパンクしてしまいDNFとなった。
【男子ロードレース結果】
1位 VAKOC(チェコ) 2:30:33
2位 GEBAUER(ドイツ) +1’09”
3位 PIASKOWY(ポーランド)
13位 徳田優(鹿屋体育大学) +5’13”
20位 徳田鍛造(鹿屋体育大学) +10’34”
36位 山本大喜(鹿屋体育大学) +18’52”
DNF 阿曽圭佑(中京大学)
【文・写真提供:日本学生自転車競技連盟】