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2011アジア選手権トラック3日目 男子団体追い抜きで銅メダル

Posted on: 2011.02.13
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 アジア自転車選手権トラック競技3日目。この日は4種目で決勝が行われ、日本はエリート男子団体追い抜きで銅メダルを獲得した。

前日の予選で4分25秒739のタイムで3位となり、この日の3-4位決定戦に進んだ日本。対戦相手は予選でのタイム差0コンマ329で続くイランだ。日本のメンバーはチーム最年長30歳の西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)と、窪木一茂(日本大学・21)、佐々木龍(早稲田大学・21)、そして元砂勇雪(鹿屋体育大学・19)の大学生3人がチームを組む。予選では、リーダー西谷の体調不良もあって万全とは言い難い走りだった日本だが、この日は西谷の体調も戻り、4人は一致団結してメダル獲りに挑んだ。

午後6時半、薄暮が夜に代わる頃レースは始まった。スターターを務める元砂がスピードを上げペースを作る。チームの目標タイムは4分20秒台前半。これがクリアできればメダルは確実だ。早めの交代で先頭に出た西谷。予選の時とは明らかに動きが違う。日本は2周目にして予定のペース走行に入った。そして3周目、前日個人追い抜きで銅メダルを取った窪木が先頭でホームを通過したその直後、逆サイドで大きなクラッシュ音が響いた。それとほぼ同時に日本の4人に危険を知らせる叫び声が轟く。目を向けるとイランの4人のうち2人がタイヤを接触させて落車、レース続行が不可能な状態になっている。その状況が明らかになった直後レースの停止を知らせるピストルが2発、緊迫の夜空に鳴り響いた。その後審議により一時は再レースの知らせが届いたが、ルール上スタートから半周過ぎての事故に再レースの規定がないことが判明しレースは成立。日本はイランの落車棄権で3位銅メダルが確定した。

西谷泰治「みんなの気持ちがすごく集中していてかなりいい状態でした。初めて組んだメンバーだったが予選のタイムもよかったし、この3-4位決定戦もいい走りができる感触があったので走り切りたかったですね。でも久しぶりにチームパーシュートでメダルが獲れたということはとても意義のあることだと思うので、まずは良かったと思います」

3日目の競技はこの他、男女オムニアムの1日目3種目とエリート・ジュニア男子スプリントの勝ち上がり戦、ジュニア男女団体追い抜き予選、そしてエリート男女スクラッチが行われた。女子オムニアム出場の上野みなみ(鹿屋体育大学・19)は、
200mT.T.6位、ポイントレース1位、エリミネーションレース5位で暫定総合4位。男子オムニアム出場の盛一大(愛三工業レーシングチーム・28)は、200mT.T.2位、ポイントレース2位、エリミネーションレース3位で暫定総合2位と好調な滑り出しを見せた。

エリート男子スプリントはこの日、予選200mT.T.と予選を勝ち上がった12人による1/8決勝が行われた。今シーズンW杯で2大会連続4位の成績をあげている日本のエース北津留翼は、予選を10秒504のタイムでトップ通過。1/8決勝も対戦相手の香港選手寄せ付けず、難なく明日行われる1/4決勝進出を決めた。もう一人日本から参加の雨谷は、予選を10秒939のタイムで7位。続く1/8決勝では中国選手の逃げを捕らえられず敗戦。生き残りをかけた敗者復活戦も踏み出しのタイミングをはずし2着で敗退となってしまった。

トラック競技3日目。その他の日本人選手の成績は以下の通り。

・J男子スプリント 田中誇士・長尾拳太 1/8決勝を勝って1/4決勝進出
・J男子団体追い抜き予選 新山響平・黒瀬耕平・橋本英也・久保田元気
             2位(4’36″867)1-2位決定戦へ
・E男子スクラッチ 元砂勇雪 8位

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