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ツール第6ステージ 新城幸也、好アシストも実らず「雨はもう嫌だ…」

Posted on: 2014.07.11
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10日に行われたツール・ド・フランス第6ステージ。コースレイアウトは、ほぼ平坦であるものの、この日も雨、横風が選手達を襲い、落車等のトラブルが続出した。レースは序盤に決まった4名の逃げは残り11kmで吸収され、ゴールスプリント勝負となった。好位置でスプリントを開始したアンドレ・グライペル(ドイツ/ロット・ベリソル)がステージ優勝。新城は残り2kmからスプリンターブライアン・コカールの為に懸命にアシストしたが、行く手を阻まれブライアンは8位という結果に終わった。


ブライアン・コカールと並んでカメラに笑顔で応える新城 (Photo Miwa IIJIMA)

フラットなコースレイアウト、194kmの第6ステージはスタート直後に4選手の逃げが決まり、集団は4選手を射程圏内に置きながら、ゆっくりとレースが進む。昨日のパブェステージでの落車の怪我や、体力的なダメージを負っている選手が大半を占める集団を、この日も強い風と、冷たい雨が襲った。

そんな中、現在ポイントジャージを保持しているペーター・サガン(スロバキア/キャノンデール)や、フランスチャンピオンのアルノー・デマー(フランス/FDJ)など有力選手たちが次々と落車。そうした中、メイン集団ではキッテルのゴールスプリントに備えてジャイアント・シマノがコントロールしていく。


中国人選手として初めてツールを走るジィ・チェン選手が集団先頭を牽く(Photo Miwa IIJIMA)

逃げていた4選手も残り20km付近で2選手が集団に戻った後、残り13kmを前にして集団は1つになり、スプリンターを擁するチームの位置取り合戦が始まった矢先、激しい横風で集団は2つに分裂。チームヨーロッパカーのエース、ピエール・ロランは後ろの集団に取り残されてしまう。

しかし、スプリンターのブライアン・コカは前方集団に残り、残り2kmからブライアンと一緒に前方の集団に残った新城がスプリントの位置取りをはじめ、トップスピードで先頭を牽き続ける。その様子は、会場内の大型ヴィジョンに映し出され、今年で引退するフランスの名物MC、ダニエル・マンジャスも興奮気味に、「ユキヤ アラシロっ!」 と名前を連呼。大歓声が沸き起こった。

残り1kmを切ったところで、次のアシストのケビン・レザが先頭にたち、完璧な形でゴールスプリントに入ったが、ブライアンは大柄のスプリンターたちに行く手を阻まれ、行き場を失い、8位という結果に終わった。

新城は54秒遅れの区間85位でレースを終えているが、総合上位を狙うエースのピエールがじわじわとタイムを落とし、総合35位。マイヨジョーヌのニバリから6分17秒差となっている。


ゴール直後の新城(Photo Miwa IIJIMA)

新城は「横風を警戒するようにとピエールに伝えたが、タイミング悪く後ろに下がってしまった。自分が戻って、集団を牽いても、どうにもならない差が開いた。現場の判断でブライアンのアシストに廻って、スプリントの良い形が作れた。

ピエールは、山岳で挽回できる、自分の調子も上がってきているので、その時自分は精一杯ピエールのアシストをする。チームメイトが落車に巻き込まれたが、大事に至らず良かった。雨はもう嫌だ…。」と悔しい表情で、レース後語った。

第7ステージはエペルネ~ナンシーまでほぼフラットな234.5kmの長丁場。雨の予報が出ており、風も強いようなので、気の抜けないステージとなりそうだ。

【第6ステージ結果】
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ/ロット・ベリソル)    
2位 アレクサンダー・クリストフ(ノルウェー/カチューシャ)
3位 サミュエル・ドゥムラン(フランス/AG2Rラモンディアール)
4位 マーク・レンショー(オーストラリア/オメガファーマ・クイックステップ)
5位 ピーター・サガン(スロバキア/キャノンデール)
85位 新城幸也(日本/ヨーロッパカー)    +54”

【個人総合成績】
1位 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア/アスタナ)
2位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク/アスタナ) +02”
3位 ピーター・サガン(スロバキア/キャノンデール)+44”
4位 ミカル・クヴィアトコウスキー(ポーランド/オメガファーマ・クイックステップ)+50”
5位 ファビアン・カンチェラーラ(スイス/トレックファクトリーレーシング)+1’17”

(記事:TeamEuropcar PR Manager Miwa IIJIMA)

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