いよいよジロ最終週へ!束の間の休息を取る新城「残りのステージは自分の力を出し切る!」
ジロ・デ・イタリア最後の休養日を迎えた新城幸也(チームヨーロッパカー)。これまで2度の落車に見舞われ、何度も途中棄権かという状況に立たされたが、本人の強い意思もあり、満身創痍でジロ最大の山場、最終週を迎える。
楽しそうに愛犬の散歩をする休息日の新城(Photo Miwa IIJIMA)
新城の怪我の状態は、痛みは残るものの、レース中は問題なく我慢できるまで回復しているという。
そんな新城は「ここまで我慢してきて良かった。チームはみんな調子が良いし、ピエールはきっともっと総合が上がると思う。そのために、できる限りのことはする。自分に与えられるチャンスは少ないけど、ゼロではない。どのチームも相当ダメージは大きいようで、疲れているようだし、残りのステージは自分の力を出し切る!!」と、語った。
最終週は超難関山岳ステージが続き、第16ステージはコースに残る雪の影響で、コースの変更や中止などが協議されたが、結果、予定通りスタートすることとなった。
スタートしてすぐにカテゴリー1級、標高2618mのPasso Gaviaを超えた直後のレース中盤には、標高2758mのカテゴリー超級。さらにゴールは2059mの1級山岳、山頂ゴールの139kmのレースとなる。
ジロ・デ・イタリアは残り、6ステージ。6回目のグランツール完走をかけてまさに最後の山場となる。
今後の山岳ステージと、山岳タイムトライアル用のマシンについて、メカニックと相談をする新城(Photo Miwa IIJIMA)
【大会オフィシャルページ】
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2014/it/index.shtml
(記事:TeamEuropcar PR Manager Miwa IIJIMA)