ジロ第12ステージ 個人TTで最速タイムをたたき出したウランが総合首位に
ジロ・デ・イタリア第12ステージは、22日、アップダウンのあるコースで個人タイムトライアルが行われ、2位に1分以上のタイム差をつける圧倒的な走りでリゴベルト・ウラン(コロンビア/オメガファーマ・クイックステップ)がステージ優勝。同時に総合首位に立ち、マリアローザも獲得した。新城は復調の兆しをみせ63位でステージを終えた。
第12ステージ コースプロフィール
イタリアワインの名産地Barolo(バローロ)にゴールする41.9kmの個人タイムトライアルは、一面にブドウ畑が広がる丘陵地帯がコースの大半を占め、予想以上に過酷なアップダウンの激しいコースレイアウトとなった。
ブドウ畑の中を疾走する新城(Photo Miwa IIJIMA)
曇りがちで小雨が降ったり止んだりの空模様の中でスタートした新城は、リラックスした様子ながらも、怪我を感じさせない快調な走りで前半の上りをこなしていく。
しかし、ゴールまで25kmを過ぎると雨脚が強まり、下り基調の区間でもコーナーを攻めきることが出来ない。さらにゴールに向けて雨脚は強まり、雷も発生する悪天候の中で、かなり慎重な走りでゴール。63位で第12ステージを終えた。
ゴールの街は大雨で傘の花が咲く(Photo Miwa IIJIMA)
カメラに向かって、思わず振り返って、笑顔を見せる新城(Photo Miwa IIJIMA)
【第11ステージ結果】
1位 リゴベルト・ウラン(コロンビア/オメガファーマ・クイックステップ)
2位 ディエゴ・ウリッシ(イタリア/ランプレ・メリダ) +1’!7”
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア/BMCレーシング) +1’34”
4位 ラファル・マイカ(ポーランド/ティンコフ・サクソ) +1’39”
5位 ジャンルーカ・ブランビッラ(イタリア/オメガファーマ・クイックステップ) +1’53”
63位 新城幸也(日本/ヨーロッパカー) +5‘44”
92位 別府史之(日本/トレックファクトリーレーシング) +6‘59”
【個人総合優勝】
1位 リゴベルト・ウラン(コロンビア/オメガファーマ・クイックステップ)
2位 カデル・エヴァンス(オーストラリア/BMCレーシング) +37”
3位 ラファル・マイカ(ポーランド/ティンコフ・サクソ) +1‘52”
4位 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア/AG2Rラモンディアール)+2‘32”
5位 ウィルコ・ケルデルマン(オランダ/ベルキン) +2‘50”
【大会オフィシャルページ】
http://www.gazzetta.it/Giroditalia/2014/it/index.shtml
(記事:TeamEuropcar PR Manager Miwa IIJIMA)