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2010年王者、復活勝利!村上博幸が全日本選抜を制し4年ぶり2度目のG1タイトル獲得

Posted on: 2014.02.13
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2月12日に香川県高松競輪場で行なわれたG1全日本選抜競輪は、2010年のグランプリ王者、村上博幸(京都・34歳)が優勝。最終4コーナーで起こった落車を回避し、4年ぶり2度目のG1タイトル獲得を果たした。

全国的に記録的な大雪に見まわれた2月8日。開幕を迎えるはずだった今年最初のG1、全日本選抜競輪は積雪のため順延となり、グランプリ出場をかけたG1戦線は思わぬ形でスタートを切る事となった。

大会は、翌9日に初日を迎えたものの、凍えるような寒さがタイトル奪取に燃える選手たちを苦しめていく。

そうした中、連日好調を見せつけたのは昨年の勝者、平原康多(埼玉・31歳))だった。強烈な捲り、先行に加え、レース巧者ぶりもみせつけ、確かな手応えの中で決勝進出を果たし、連覇を狙った。

3日間のトーナメントを勝ち抜き、決勝に勝ち進んだ9選手。好調の平原に対する自力型は、山賀雅仁(千葉・31歳)、そしてナショナルチームとして世界舞台で戦う脇本雄太(福井・24歳)と新田祐大(福島・28歳)。

4人の強力な自力型の動きが注目されるなか、脇本が先頭の近畿ラインが唯一3車となり、大きなアドバンテージを得ることとなった。2番手に、初のG1決勝進出を果たした松岡健介(兵庫・35歳)。そして3番手に2010年のグランプリ王者、村上博幸(京都・34歳)が固め、脇本の先行を援護する形だ。

レースは、そのアドバンテージを活かし、脇本が残り1周半の打鐘から先行体制へ。しかし、新田が脇本の2番手に潜り込み、近畿勢を分断。松岡は3番手。そして村上が4番手に位置を下げ、残り1周を迎える。

逃げ切りをねらう脇本の2番手をとった新田の絶好の展開で迎えた最終バックストレート。後方から、平原が捲りを仕掛けると、それに合わせて新田がスパート。しかし、踏み出すタイミングが一歩遅れ、外から追い上げる平原と並走状態に。

そして、4コーナー。新田が平原に身体を寄せた瞬間。平原のすぐ後ろにいた神山雄一郎の前輪が新田の後輪とぶつかり落車が発生。同時に、新田が外に膨らんだことで生まれたインコースを村上が鋭く切れ込み先頭にでると、そのまま1着でゴールを突き抜けた。


インコースで勝機を狙った村上が落車を回避して勝利

新田の絶好の展開から、起死回生の逆転勝利を手にした村上。2010年の日本選手権以来、4年ぶり2度目のG1制覇を果たした喜びを、力強いガッツポーズで表現した。

レース後「2010年にグランプリで勝ってから3年間は、辛いことしか無かったのですが、近畿勢の仲間に支えられ、戦い続けることができました。これで、自分のやってきたことに間違いがないと自信を持つことができます。」と語った。

頂点にたった男が経験した3年間の地獄の日々。怪我に苦しめられ、結果が出ない辛い時期を支えたのは、同じ地区で切磋琢磨する仲間の存在だった。奇しくも、今年のKEIRINグランプリは、初めて関東を飛び出し、近畿地区での開催(岸和田競輪場)となる。

近畿地区の選手たちにとっては否が応でも意識が高まる今年のグランプリ戦線。ここ数年、村上博幸の兄、村上義弘の孤軍奮闘が目立つ近畿勢。今年は、大きな旋風を巻き起こしてくれるかもしれない。

【G1第29回全日本選抜競輪決勝 結果】
優勝 村上博幸 (京都・34歳)
2着 松岡健介 (兵庫・35歳)
3着 齋藤登志信(宮城・41歳)
4着 山賀雅仁 (千葉・31歳)
5着 脇本雄太 (福井・24歳)
6着 神山雄一郎(栃木・45歳)落車再入
7着 浅井康太 (三重・29歳)落車再入
8着 平原康多 (埼玉・31歳)落車再入
9着 新田祐大 (福島・28歳)失格

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