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G1オールスター競輪 43歳後閑信一が7年ぶりのタイトル獲得!

Posted on: 2013.09.17
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東京・京王閣競輪場で行なわれた第56回オールスター競輪は、17日決勝戦を迎え、地元東京の後閑信一が7年ぶりのG1優勝。43歳にして3度目のタイトルを獲得し、年末の競輪グランプリの出場権を獲得した。


表彰でファンの祝福をうけ写真撮影をする後閑信一

年間6度あるG1レースもいよいよ終盤戦。5つ目のG1レース「オールスター競輪」が今年は京王閣競輪場を舞台に行なわれた。初日からタイトル奪取に燃える選手たちのプライドがぶつかり合い落車が頻発。G1ならではの緊張感が会場を包んでいく。

そうした中、昨年の競輪グランプリチャンピオンであり、ファン投票第1位の村上義弘が二次予選で敗退するなど、戦いは波乱含みの中でトーナメントは進み、決勝メンバー9選手が顔を揃えた。

さらに、日本列島を襲った台風18号の影響で決勝戦が順延。年齢、戦法によって、有利不利が取り沙汰されるなか、選手たちは静かに勝利だけを見つめた。

注目が集まったのは、勝ちあがりから存在感を見せつけた新田祐大(福島・27歳)。ロンドンオリンピック日本代表として世界と戦い続けてきた新田が、この舞台でも世界クラスの破壊力で他を圧倒した。「日本一になって世界一へ」。直前に東京オリンピック開催が決定したことで、新田の決意がより強固なものとなっていた。

しかし、対戦する選手たちにとっても、勝利への強い思いは変わらない。力で圧倒する新田をどう封じるか。選手たちはそれぞれの思惑を抱きスタートをきった。

レースは、残り1周半の打鐘を前に京都の藤木裕が主導権を握る。しかし残り1周を前に、後方8番手におかれた新田がすかさず前に踏み出し、アクセル全開。一気に先頭へ飛び出す。そんな新田の早めの仕掛けに意表をつかれる形で後続が出遅れると、新田との差が2車身、3車身と離れていく。

そのまま新田の逃げ切り優勝かと思われた最終バックストレート。中段から後閑信一が満を持して捲りにでる。ギア比4.33の大ギアからくりだされた豪快なまくりは、瞬く間に先頭の新田との差をつめていく。

そして、後閑はゴール直前で新田をわずかに交わし一着でゴール線を通過。見事7年ぶりのタイトルを手にした。レース後「かつて無いほど集中していてあまり覚えていない」と語る後閑は、無心で先頭の新田を追走し、優勝をつかみとった。


ゴール直前僅かに新田(紫・9番車)を交わした後閑(青・4番車)

数々の怪我に苦しめられ、タイトルから遠ざかっていた7年間。それでも再びG1で優勝することを夢見て戦い続けた後閑は、「家族や様々なサポートのお陰。諦めないで続けたことで、身体の動きを見つめなおすことができた。結果自力でも力を発揮できるようになった。気力・体力の続く限り今後もさらに可能性を広げていきたい。」と語った。

これで年末の競輪グランプリ出場も確定した後閑。年齢の壁を打ち破り、さらなる高みを目指した戦いが続く。

【G1オールスター競輪決勝 結果】
優勝 後閑信一(東京・43歳)
2着 新田祐大(福島・27歳) 3/4車輪差
3着 勝頼卓也(神奈川・36歳)
4着 稲川翔 (大阪・28歳)
5着 成田和也(福島・34歳)
6着 藤木裕 (京都・29歳)
7着 村上博幸(京都・34歳)
8着 金子貴志(愛知・38歳)
9着 吉田敏洋(愛知・33歳)

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