10月26日にさいたま市で開催する「さいたまクリテリウムbyツール・ド・フランス」に日本チャンピオン新城幸也（チームヨーロッパカー）と別府史之（オリカ・グリーンエッジ）が出場することが、ツール・ド・フランスのオフィシャルホームページで発表された。

さいたまクリテリウム by ツール・ド・フランスに出場が決まった新城（写真左）と別府（写真右）

2009年に日本人として初めてツール・ド・フランスを完走して以降、世界舞台で輝き続ける２選手は、今シーズンの最終レースをさいたまでのレースに選択。世界のトップライダー達を母国に迎えて日本のファンの前で本場の走りを見せる。

新城は「世界の素晴らしい選手達を間近でみれる貴重な機会。日本ではＪスポーツでしかツール・ド・フランスを見れないので、会場に来て本場の興奮を感じてほしい。特に子供たちに見てもらって、これを機会に自転車に乗ってくれたらと思っている」とコメントした。

また、６月の全日本選手権優勝後、ツール・ド・フランスに出場するために、すぐに渡仏した新城にとっては、今回の大会が日本のファンにチャンピオンジャージをお披露目する場となる。

「僕と別府選手がツールを完走して以来、飛躍的に自転車人気があがった。その人気を背負っているという責任もあるけど、同時に楽しみでもあるんだ。今回の大会のコンセプトは好きだし、僕もスプリント勝負が苦手ではないので勝てるといいよね。」

大会は、さいたま新都心に設けられる2.7ｋｍの周回コースで、２つのポイントレースと54kmのクリテリウムの合計３つのレースが行なわれる。

参加選手は全57人。25人の日本人トップライダーと32人のツール・ド・フランスに出場した海外トップ選手が出場を予定している。

【ツール・ド・フランス 公式HP】
http://www.letour.fr/le-tour/2013/us/post-race/news/ahc/arashiro-and-beppu-ready-to-blaze-the-trail.html

【さいたまクリテリウム BY ツール・ド・フランス　公式HP】
http://saitama-criterium.jp/

予定されているさいたま新都心周辺周回コース図。